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琥珀の望遠鏡 下 ライラの冒険 完結編

kohakuge

フィリップ・プルマン著
大久保寛訳
新潮社刊

ウィリアム・パリー・・・・・・神秘の短剣の守護者。グラマン博士の13歳の息子。
ライラ・シルバータン・・・・アスリエル卿の娘で、12歳の女の子
パンタライモン・・・・・・・・ライラのダイモン(守護精霊)
アスリエル卿・・・・・・・・・探検家で、ライラの父親
マリサ・コールター・・・・・未亡人 ライラの母親
マ・コスタ・・・・・・・・・・・・船上生活者ジプシャンで、ライラの乳母
ジョン・ファー・・・・・・・・・ジプシャンの頭領で、セラフィナ・ペカーラの命の恩人
ファーダー・コーラム・・・・ジプシャンの賢者
イオレク・パーニソン・・・・ライラを愛するパンサー・ビョルネ 
               恋敵を殺害した理由で追放されたが王位に復権。よろいグマの王子。 
リー・スコーズビー・・・・・テキサス男 気球乗り
セラフィナ・ペカーラ・・・・・エナラ湖地区の魔女一族の女王(300歳) 外見は20代。
ルタ・スカジ・・・・・・・・・・・アスリエル卿の恋人だったラトビアの魔女の女王。
ランセリウス・・・・・・・・・トロールサンドにある魔女の国の領事
メアリー・マローン・・・・・琥珀の望遠鏡を発明した、ダークマター研究者・易者。元修道女。
バルサモス・・・・・・・・・・天使。バルクの恋人。
バルク・・・・・・・・・・・・・・天使。メタトロンの兄弟。
メタトロン・・・・・・・・・・・・天使。 4000年前に『オーソリティー』の摂政となる。
ルイ・ゴメス・・・・・・・・・・規律監督法院の神父。ライラ・メアリーへの刺客となる。
アタル・・・・・・・・・・・・・ライラの親友。ミュレファ。
ローク卿・・・・・・・・・・・・青いタカに乗ったガリベスピアン。アスリエル卿の偵察隊長。
レディ・サルマキア・・・・トンボに乗ったガリベスピアン。アスリエル卿のスパイ。
シュバリエ・ティアリス・・優秀なガリベスピアン。レディ・サルマキアと共に、ライラを護衛する。
オーソリティー・・・・・・・・クラウデッドマウンテンに住む最高齢の神様。
ガリベスピアン・・・・・・・トンボを育成する身長20cmの種族。9歳までしか生きられず、死は突然訪れる。
ハーピー・・・・・・・・・・・冥界の魔物
ミュレファ・・・・・・・・・・・エデンの園の様な楽園に暮らす、心優しき種族

木のぼり

ハーピー

ささやく者たち

出口なし

ジュネーブのコールター夫人

サンジャンレゾー

奈落

観察デッキ

真夜中

平原の戦い

クラウデッド・マウンテン

オーソリティーの最期



マジパン

いまはある

丘のはるかむこう

折られた矢

砂丘

植物園



洞窟でマリサ・コールターのハーブティーで眠らされている間、
ライラは、ロジャーの夢を見ていました。

意識をとりもどしたライラは、途方もない決心をします。

それは、生きたまま冥府に行き、ロジャーに再会して、
生還しようというものでした。

父に会いたいウィルも、ライラに同意します。

「死の国」への『窓』を、短剣で切り開きます。

その国の人々は、生まれた時から
自分の「死」を連れている、奇妙な世界でした。

ライラとウィルは、自分のダイモンと引き離され、
冥界への川を渡ります。

たどり着いた岸辺には、
「人生の真実のエピソード」の話を聞きたがる、
名もなき魔物が待っていました。

ライラは、魔物に名を与え、
魔物に護られて冥界を脱出します。

このあたりが、ストーリーの山ですね。

途中、ライラを狙う爆弾が放たれますが、
誘導装置を利用し、ライラの髪の毛で誘爆に成功します。

この時の爆発で、冥界に「奈落」が誕生します。


一方、琥珀の望遠鏡で、ダスト粒子の流れを
観測していたメアリーは、
300年前にミュレファの暮らす楽園に起きた、
環境破壊の原因を突き止めます。


300年前、中世の短剣の守護者が開けた『窓』から、
ダストが流出していたのです。

かつて、木々に降り注いでいた、ダストの黄金の雨が、
高速で上空を流れ去ってしまっていたのです。

ミュレファが生命の源として護ってきた樹が、
朽ちて結実しないのも、そのためでした。

共和国をつころうとするアスリエル卿の軍隊と、
規律監督法院の対立は深まり、
ついに戦争が起こります。

天使・魔女・スペクター・ガリベスピアン・パンサービョルネの、
混戦状態の最中、水晶の輿に乗せられ、目立たない様に、
少数で脱出したオーソリティーでしたが・・・

高齢だったオーソリティーは、日光にさらされた途端、
風化して消滅してしまいました。

マリサ・コールターは、意思機で、
クラウデッドマウンテンに忍び込み、
摂政メタトロンを誘惑し、誘い出す事に成功します。

アスリエルとマリサは、ライラが大人になるまでの時間を得るため、
メタトロンと心中する事を決意していました。

かつては、バルクの兄弟で、人間だったメタトロンは、
マリサの美貌に心を奪われ、
アスリエルに羽交い絞めにされて、
マリサと3人で「奈落」の底へと落ちて行きました。

ライラとメアリーの生命の危機は、
去ったかに見えましたが、
まだ、規律監督法院がライラに向けて放った刺客・・・
ゴメス神父が近くに迫っておりました。

ルイ・ゴメス神父は、隠れてウィルに随行していた
天使バルサモスの手で、葬り去られました。

力つきたバルサモスもまた、
愛するバルクの名を呼びながら、消えてゆきます。

魔女セラフィナ・ペカーラの助言で、
ふてくされていたパンタライモンも、
ライラの元に帰り、ウィルとライラは、
ミュレファの村で幸福な時を過ごします・・・

しかし・・・メアリーから、
世界中の開け放された窓から、ダストが洩れていて、
いいものが全て、なくなってしまう事を聞かされます。

窓をひとつ開くたびに、スペクターが1体、
生まれる事も、聞かされました。

ライラの生命を絶つために、
規律監督法院が放った爆弾のせいで、
奈落ができて、そこからも、
大量のダストが流出してしまっているのです。

天使から、開けておける窓は、一つだけだと知らされます。

その「ひとつの窓」を、
ライラと逢うために使う事もできましたが・・・

ひとつは、死の国から出る幽霊のために残し、
ふたりは、別れる決心をします。

異世界で暮らせるのは、10年が限界なのです。

時々は、自分の世界に戻らないと、
ダイモンが病んで10年程で死んでしまうのです。

ウィルの父も、ウィルが再会した時すでに、
病んで死にかけていました。

お互いを死なせないために、
ふたりは別れなくてはなりませんでした。

ふたりは、お互いの世界のオックスフォードの、
植物園にある同じベンチに、
1年に1度、同じ時間を過ごす約束をして別れます。





6冊の長編ですが、不思議と達成感はありません。

荒唐無稽なストーリーですが、
自然な展開で違和感なく読めます。

メアリー博士の経歴・・・元修道女で易者で科学者という設定は、
イギリス人には、ちょっと、珍しいかも知れませんね。

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琥珀の望遠鏡 上  ライラの冒険 完結編

hohaku1

フィリップ・プルマン著
大久保寛訳
新潮社刊


ウィリアム・パリー・・・・・・神秘の短剣の守護者。グラマン博士の13歳の息子。
ライラ・シルバータン・・・・アスリエル卿の娘で、12歳の女の子
パンタライモン・・・・・・・・ライラのダイモン(守護精霊)
アスリエル卿・・・・・・・・・探検家で、ライラの父親
マリサ・コールター・・・・・未亡人 ライラの母親
マ・コスタ・・・・・・・・・・・・船上生活者ジプシャンで、ライラの乳母
ジョン・ファー・・・・・・・・・ジプシャンの頭領で、セラフィナ・ペカーラの命の恩人
ファーダー・コーラム・・・・ジプシャンの賢者
イオレク・パーニソン・・・・ライラを愛するパンサー・ビョルネ 
               恋敵を殺害した理由で追放されたが王位に復権。よろいグマの王子。 
リー・スコーズビー・・・・・テキサス男 気球乗り
セラフィナ・ペカーラ・・・・・エナラ湖地区の魔女一族の女王(300歳) 外見は20代。
ルタ・スカジ・・・・・・・・・・・アスリエル卿の恋人だったラトビアの魔女の女王。
ランセリウス・・・・・・・・・トロールサンドにある魔女の国の領事
メアリー・マローン・・・・・ダークマター研究者・易者。元修道女。
バルサモス・・・・・・・・・・天使。バルクの恋人。
バルク・・・・・・・・・・・・・・天使。メタトロンの兄弟。
メタトロン・・・・・・・・・・・・天使。 4000年前に『オーソリティー』の摂政となる。
ルイ・ゴメス・・・・・・・・・・規律監督法院の神父。ライラ・メアリーへの刺客となる。
アタル・・・・・・・・・・・・・ライラの親友。ミュレファ。
ローク卿・・・・・・・・・・・・青いタカに乗ったガリベスピアン。アスリエル卿の偵察隊長。
レディ・サルマキア・・・・トンボに乗ったガリベスピアン。アスリエル卿のスパイ。
シュバリエ・ティアリス・・優秀なガリベスピアン。レディ・サルマキアと共に、ライラを護衛する。
オーソリティー・・・・・・・・クラウデッドマウンテンに住む最高齢の神様。
ガリベスピアン・・・・・・・トンボを育成する身長20cmの種族。9歳までしか生きられず、死は突然訪れる。

1.魔法をかけられて眠る者

2.バルサモスとバルク

3.腐肉をくらう者

4.アーマとコウモリ

5.堅固な塔

6.事前赦免

7.メアリーはただひとり

8.ウォッカ

9.川上へ

10.車輪

11.トンボ

12.突破

13.ティアリスとサルマキア

14.それが何かを知れ

15.鍛冶場

16.意思機

17.油とウルシ

18.死者の町

19.ライラとその死

ライラは、マリサ・コールターにハーブティーを飲まされ、
母親の傍らで、眠り続けてていました。

ライラ達がいるエベレストの洞窟へは、アーマという少女が、
村から食料を運んで来る意外は、誰も訪れません。

村人は、マリサを神聖視して崇めています。

ウィルは、バルサモスとバルクという
天使と一緒にいました。

バルサモスとバルクは、
親友であり、恋人同士でした。

バルサモスとバルクに助けられながら、
ウィルは、摂政様と呼ばれる天使メタトロンから、
逃れなくてはなりません。

北極の氷が解け始めたため、南極を目指し、
南下を余儀なくされたイオレク・バーニソン王の前に、
セラフィナ・ペカーラが現れ、クマの親友、
気球乗りのリー・スコーズ・ビーの戦死を伝えた。

よろいグマの王は、悲しみにくれ、
旧友リー・スコーズビーの遺体を食し、
肉片に、花を供えて、復讐を誓う。

よろいグマの群れは、氷の解け始めた北極を捨て、
一年中、氷があるエベレストを目指し、船で移動を開始します。。

ウィルは、燃料の補給に困っていた
イオレク・バーニソンを偶然助け、
ふたりで、ライラのいる山の洞窟へと向かう。

恋人バルクの死に、哀しむバルサモスは、
ふてくされながらも、ウィルのダイモンに化けて、
偵察を続行する。

ウィルは、ライラを奪還するため、洞窟へ向かい、
コールター夫人に再会する。

美しくも妖しげなマリサ・コールターの魔力で、
魅せられていくウィル・・・。

そんなウィルを、
イオレクもバルサモスも警戒し始めていた。

マリサ・コールターに心を乱されたウィルは、
短剣を正確に扱えなくなり、短剣は折れてしまう。

シュバリエ・ティアリスとレディ・サルマキアの協力で、
ライラを奪還したウィルは、イオレクに逢う。

7つの破片と化した、短剣は、
イオレクの手で、元通りの姿に戻る。

混乱の中、アスリエル卿に囚われたマリサ・コールターは、
アスリエル卿の要塞で、飛行艇『意思機』の飛行実験に立ちあう。

アスリエルを騙し『意思機』を奪ったマリサ・コールターは、
ローク卿と共に規律監督法院へと向かう。

その頃、メアリー・マローン博士も、『窓』を通り抜け、
ミュレファの暮らす楽園のような世界へとたどり着いていた。。

チッタガーゼがある世界にいたゴメス神父も、また、
メアリーが通った『窓』を、見つけたいた。

規律監督法院が、誘惑者(アダムとイヴを誘惑したヘビ)
と呼ぶメアリーにも、危険が、迫っていた。






ダークマター研究者であるメアリー・マローン博士が、
元修道女で、中国で易経を学んだ経験があり、
易者でもあるという設定だけは、ちょっと、無理があるような・・・。

荒唐無稽な物語ですが、ストーリーは無理なく、
滑らかに展開していきます。

やや、場面の切り替えが多いのと、
登場人物の意図が明確でないので、
ライラシリーズの中では、1番、読みづらいでしょうね。

ウィル・アスリエル・オヴンヴェ王からメタトロンまで、
凋落させるマリサ・コールターの魅力には脱帽です。

「黄金の羅針盤」より、そっちの方が、スゴクないですか。
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神秘の短剣 ライラの冒険2

raira2

フィリップ・プルマン著
大久保寛訳
新潮社刊


ウィリアム・パリー・・・・・・神秘の短剣の守護者となる12歳の少年。グラマン博士の息子。
ライラ・シルバータン・・・・アスリエル卿の娘で、ジョーダン学寮に住む女の子
パンタライモン・・・・・・・・ライラのダイモン(守護精霊)
アスリエル卿・・・・・・・・・探検家で、ライラの父親
マリサ・コールター・・・・・未亡人 ライラの母親
チャールズ・ラトロム卿・・別名ボーリアル卿。オックスフォードの名士で、コールター夫人の愛人。
スタニスラウス・グラマン博士・・・別名ジョン・パリー。ウィリアムの父。
ロジャー・パースロー・・・ライラの親友で、ジョーダン学寮の調理場の下働き
マ・コスタ・・・・・・・・・・・・船上生活者ジプシャンで、ライラの乳母
ジョン・ファー・・・・・・・・・ジプシャンの頭領で、セラフィナ・ペカーラの命の恩人
ファーダー・コーラム・・・・ジプシャンの賢者
イオレク・パーニソン・・・・ライラを愛するパンサー・ビョルネ 
               恋敵を殺害した理由で追放されたが王位に復権。よろいグマの王子 
リー・スコーズビー・・・・・・・テキサス男 気球乗り
イオファー・ラクニソン・・・・・コールター夫人に憧れる、スバールバルのよろいグマの王
セラフィナ・ペカーラ・・・・・・・エナラ湖地区の魔女一族の女王(300歳) 外見は20代
ルタ・スカジ・・・・・・・・・・・・・・アスリエル卿の恋人だったラトビアの魔女の女王。
ランセリウス・・・・・・・・・・・・トロールサンドにある魔女の国の領事
メアリー・マローン博士・・・・・ダークマター研究者


1.ネコとシデの木

2.魔女たちのあいだで

3.子どもたちの世界

4.穿頭

5.航空便の手紙

6.光をうけて飛ぶもの

7.ロールスロイス

ウィルは、病気の母親を近所に住む、
ピアノ教室のクーパー先生に、預けました。

怪しい男達が、家の中に侵入したからです。

侵入者は、初めは、ウィルの父親について
尋ねに訪問したのですが、
今では、すっかり大胆になり・・・
留守宅に、無断で上がりこんで、
家捜しをするようになったからです。

彼らが、必死で捜しているモノとは・・・

古ぼけた緑色の皮の文具箱でした。

中には、行方不明のウィルの父親の
写真・手紙が数枚入っています。

ウィルは、父親の事を、あまり、よく知りません。

母親は、来るべき時にそなえて、
ウィルを、まるでスパイごっこをしている様に、育てました。

そのため、ウィルは、
目立たない様に行動するのがとても、得意でした。

母親を預けた翌朝、まだ日が昇らないうちに、
侵入者は、やって来ました。

2階で、眠っていたウィルは、
明け方、不審な物音で目覚め、
侵入者のひとりに向かって、体当たりをしました。

後ずさりして、飼い猫のモクシーにつまづいた男は、
階下へ落ちて、テーブルに激突・・・。

図らずも、ウィルは、侵入者の一人を、あやめてしまいます。

階段の手すりをすべり降りて、屋外へ脱出したウィルは、
異世界への『窓』を発見します。

『窓』の向う側は・・・・スペクターの充満する、
チッタガーゼという街でした。

スペクターは大人だけを、襲い、
生気を吸い取ります。

生命までは、奪いませんが、生ける屍にするのです。

子供の目には、スペクターは映りません。

大人が誰もいない不思議な街・・・・チッタガーゼで、
ウィルは、ライラ・シルバータンと出会います。

ライラは、霧の中を進むうちに、
父アスリエル卿とはぐれ、
チッタガーゼのホテルに身を潜めていました。

ウィルの焼いたオムレツに舌鼓を打った後、
ふたりは、北極で消息を絶った、
ウィルの父親の捜索を開始します。

このウィリアムの父こそ、
スタニスラウス・グラマン博士と同一人物でした。

羅針盤はライラに、
ウィルの父を捜すように、指示しましたが・・・
ライラは、これに、従いませんでした。

ダスト(=ダークマター)の研究者、
メアリー・マローン博士に会いに行ったのです。

その結果、リュックの中の、黄金の羅針盤を、
チャールズ卿(=ボーリアル卿)に盗られてしまいます。

ウィルとライラは、黄金の羅針盤を奪還すべく、
ボーリアル卿の屋敷に乗り込みますが、
狡猾なボーリアル卿は、居直りました。

黄金の羅針盤を返す条件として、
チッタガーゼにある、トーレ・デリ・アンジェリ(天使の塔)に
隠れている男が、所持している
『神秘の短剣』を持ち帰るように、ふたりに迫ります。

その時は、まだ・・・・
スタニスラウス・グラマン博士は、生存していました。

もともと、グラマン博士は、
ライラの生まれた世界の人では、ありませんでした。

ウィルの世界から、来たのです。

グラマン博士こそが、ウィリアム・パリーの父親
ジョン・パリーだったのです。

グラマン博士は、一時期、エニセイ川の支流のほとりの、
エニセイ・パクタール族のシャーマンになっていました。

頭に穿頭を施したのは、そのためです。

「ジョパリ」と名乗っていたそうです。

ウィルは、父の死を乗り越え、
手指を2本失いながらも、
神秘の短剣の守護者となりました。



映画化決定した「ライラの冒険 黄金の羅針盤」の続編です。

ひとりの人物が、ふたつの顔を持ち、
異世界へ通じる窓を使って、行き来しています。

マリサ・コールターは魔女では、ないのでしょうか。

もし、そうなら、どの魔女が母親なのか、気になりますね。
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黄金の羅針盤(下) ライラの冒険

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フィリップ・プルマン著
大久保寛訳
新潮社刊



第2部 ボンバルガー

12.ゆくえ不明の少年
13.フェンシング
14.ボンバルガーの灯
15.ダイモンの檻
16.銀のギロチン
17.魔女たち

第3部 スバールバル

18.霧と氷
19.とらわれの身
20.死闘
21.アスリエル卿の歓迎
22.裏切り
23.星へのかけ橋

ライラ・ベラクア・・・・・・・・・アスリエル卿の娘で、ジョーダン学寮に住む女の子
パンタライモン・・・・・・・・・ライラのダイモン(守護精霊)
アスリエル卿・・・・・・・・・探検家で、ライラの父親
コールター夫人・・・・・・・・未亡人 ライラの母親
ロジャー・パースロー・・・・ライラの親友で、ジョーダン学寮の調理場の下働き
マ・コスタ・・・・・・・・・・・・・船上生活者ジプシャンで、ライラの乳母
ジョン・ファー・・・・・・・・・・・ジプシャンの頭領で、セラフィナ・ペカーラの命の恩人
ファーダー・コーラム・・・・・・ジプシャンの賢者
イオレク・パーニソン・・・・・・ライラを愛するパンサー・ビョルネ 
                   恋敵を殺害した理由で追放された、よろいグマの王子 
リー・スコーズビー・・・・・・・テキサス男 気球乗り
イオファー・ラクニソン・・・・・コールター夫人に憧れる、スバールバルのよろいグマの王
セラフィナ・ペカーラ・・・・・・・エナラ湖地区の魔女一族の女王(300歳) 外見は20代

黄金の羅針盤によって、
ボンバルガー基地のまわりには、
鉄条網がはりめぐらされていて、
60人のライフルを持ったタタール族が、
火炎弾を放つ武器・大砲と共に、守っている事が判明。

しかし、ライラは湖畔の村に出没する
幽霊に会って話をするため、よろいグマに騎乗して、
ひとりで、村へ向かわなくてはなりませんでした。

クマは、驚く程、毛深かった。

ライラは途中で、戦争へ向かうために、
何百もの魔女が北へ飛行するのを、目撃する。

魚の貯蔵小屋でうずくまっていた、
トニーという少年は、生きていましたが、
・・・ダイモンが、いなかった。

ゴブラーが、インターシジョン(切りはなし)したのです。

『切り裂かれた子供』とは、この事だったのです。

通常、ダイモンは人間から3mしか離れられません。

それ以上離れると、ダイモンに引っ張られるし、
胸が張り裂けそうになるからです。

ダイモンを遠い異国まで、とばせるのは、魔女だけでした。

間もなく、ジプシャンの一行に追いつきましたが、
誰もトニーを気味悪がり、近づきませんでした。

クマに、たしなめられて、ジプシャン達は、
トニーを介抱しましたが・・・
夜明け前に、トニーは逝きました。

暖かい場所に、じっとしている事が、できなかったのです。

ソリで移動する間、ライラは、リー・スコーズビーから、
スタニスラウス・グラマンは、タタール族に
殺害されたのではないと、知らされます。

霧に包まれた雪原で、犬を休ませている時に、
サモエード族の猟師の襲撃を受け、
ライラだけが、ボンバルガーへさらわれてしまう・・・。

ライラは、リジー・ブルックスと名乗り、
医師達に素性を隠して、
情報の収集に努めたが、
ゴブラーが、ダイモンの「切りはなし」を、
このボンバルガーで、行っている事は、明白だった。

親友ロジャーや乳兄弟トニーと再会し、
避難訓練の混乱に乗じて、
セラフィナ・ペカーラのダイモン(ハクガン)の援護で、
切りはなされ、檻に閉じ込められていた
ダイモンを、開放する。

鳥に姿を変えたダイモン達は、
ハクガンの後について、持ち主の元へと、飛んで行った。

何事もなかったように、
避難訓練に戻ったライラの前に、
飛行船が降り立ち、コールター夫人が現れる・・・。

夫人の到着は、明日の予定だったが・・・

ライラは、明日になれば、ジプシャンの一行が、
ボンバルガーに到着すると予想していたので、
その機に乗じて、火災報知器のベルを合図に、
子供達で、脱出する手はずになっていたのだ。

夜、コールター夫人を囲んでの会話の内容を
スパイするため、単身、天井裏をつたって
会議室へ向かうライラだったが、
万一を考え・・・・・・黄金の羅針盤は、
コートのポケットに入れたまま、
合同寝室の天井裏に残していった。

新型の、切りはなし機が完成した事を知る。

ライラは、見つかってしまう・・・。

パンタライモンが捕らえられ、
身動きが出来なくなったライラは、
新型機の銀のギロチンの餌食に・・・・・・

切りはなされそうだった、ライラのピンチを救ったのは、
意外にも、コールター夫人だった。

コールター夫人は自室にライラを連れ帰り、
憔悴しきった様子で、
カモミールティーを飲ませて介抱してくれた。

ライラは、決してママとは呼んだりはせず、
何も知らないフリを装っていた。

ライラは、心配するコールター夫人の質問に、
カクテルパーティーの最中に、誘拐されたと、
もっともらしい話を聞かせつつも、
すでに、夫人の関心が、防水袋の中の
『真理計』に集中している事にも、気付いていました。

旅立ちの朝、学寮長から託された物を、
渡すように、ライラに要求してきました。

しかし、コールター夫人が『真理計』だと思って、
袋から出したのは、大きさこそ同じでしたが・・・
機械仕掛けの追跡装置でした。

ライラが、金属加工の名人でもある、よろいグマに頼んで、
あらかじめ作ってもらっていた、ダミーでした。

コールター夫人が、ブンブンうなる追跡装置の缶のフタを、
開けている間に、ライラは駆け出しました。

火災報知器のブザーを鳴らし、
調理場のガスを開栓し、小麦粉を投げ、放火しました。

子供達は、すでに、脱出の準備を整えていたので、
いっせいに、ボンバルガーから逃げ出しました。

雪原には、タタール族が、待ち伏せしていましたが、
ライラは、鎧の隙間から、
目潰しの雪を投げつけて、逃げました。

クマが突撃し、魔女が上空から弓矢を射かけ、
ジプシャンも合流しました。

コールター夫人も、スノーモービルで、ライラを、
取り戻しに来ましたが、ライラはロジャーと一緒に、
魔女の雲マツにつかまって、上空に逃れました。

リー・スコーズビーの気球に、クマと共に乗って、
実父アスリエル卿の囚われている、
スバールバルへと向かうのです。

アスリエル卿が、研究を中止しないため、
死刑が確定するかも知れないのです。

セラフィナ・ペカーラ他数人の魔女が、
気球を北へと、ひっぱってくれました。

崖鬼(クリフ・ガースト)の襲撃で、
ライラは、気球のカゴから投げ出され、
クマとはぐれてしまった・・・

霧の中から、よろいグマの一団が現れ、
ライラはスバールバルへ投獄されてしまう。

牢の中にいた、学者から、
イオファー・ラクニソンに関する情報を入手した、
ライラは、番人をそそのかして、イオファーと逢う。

イオファーは、イオレクが追放される前から、
コールター夫人に恋していて、
人間になりたがっていました。

イオファーは王座の上で、
コールター夫人にそっくりのマネキンを、
膝に抱いていました。

・・・・・・ダイモンの、つもりなのです。

そう・・・イオファー王は何よりも、
自分のダイモンを欲しがっていました。

ライラは、これを巧妙に利用し、
イオファー対イオレクの、王座決定戦を提案します。

自分は、イオレクのダイモンであり、
イオレクと1対1で、闘って勝利したクマだけが、
自分(=ダイモン)と一体になれる・・・・とだましたのです。

かくして、イオレクは火炎弾による攻撃を、
受ける事なく、クマの宮殿に入り、
イオファーを倒して、王位につきました。

ライラは、再会したロジャー・イオレクと一緒に、
アスリエル卿の幽閉されている屋敷へと、
向かいました。

再会を喜ばないアスリエル卿に怒りを感じながらも、
ライラは、ぐっすりと眠ってしまいました。

執事に起こされて見ると、すでに、
アスリエル卿の姿はなく・・・

ロジャーが・・・ロジャーがいなくなっていました。

思えば、昨夜・・・・アスリエル卿は、ライラの
父娘の名乗りにも、一切、感動を示さず・・・・・

『真理計』・・・・

折角、ライラが届けた『黄金の羅針盤』に対してさえ、
「いらない」と、言っていました。

では、アスリエル卿が、地球へ通じる『橋』を
完成させるために、入手したかったものとは・・・・・

子供だったのです。

装置の稼動時に、必要なエネルギーのために、
犠牲となる子供が現れるのを、待ち望んでいたのです。

ライラに再会した時に、
「お前を待っていたのではない」と、
言ったのは、そういう意味でした。

ライラは、ロジャーを助けたい一心で、
北極まで来たのに・・・・

結果として、ロジャーをここまで、
連れて来てしまったのです。

ライラは、駆けつけましたが、間に合いませんでした・・・・

ライラは、ロジャーの身体を、抱いていましたが、
もう、すでに、ロジャーは動かなかった。

アスリエル卿は、間もなく追いついて来たコールター夫人に、
橋を渡って、一緒に地球へ行こうと、誘います。

ふたりは、今でも愛しあってはいましたが。

夫人は断わります。

ライラは、アスリエル卿の後から、
空に架かった橋を、渡り始めました・・・。


結局、活躍したのは、ジプシャンでも
パンタライモンでもなく、クマでしたね。

ロジャーは、コールター夫人よりも、
アスリエル卿の方が、怖いと言っていたのですが、
それでも、翌日、ロジャーがあんな事になるとは、
思えませんでした。

あれほど、反目しあっていたコールター夫人と、
同じ事をするなんて、私にとっては、意外な展開でした。
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黄金の羅針盤(上) ライラの冒険

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フィリップ・プルマン著
大久保寛訳
新潮社刊



   第1部 オックスフォード

     1.トカイワインのデカンター
     2.北の国のこと
     3.ライラのジョーダン学寮
     4.真理計(アレシオメーター)
     5.カクテル・パーティー
     6.投網
     7.ジョン・ファー
     8.いらだち
     9.偵察

   第2部 ボンバルガー

     10.領事とクマ
     11.よろい

ライラ・ベラクア・・・・・・・・・ジョーダン学寮に住む女の子
パンタライモン・・・・・・・・・ライラのダイモン(守護精霊)
アスリエル卿・・・・・・・・・探検家
コールター夫人・・・・・・・・未亡人
ロジャー・パースロー・・・・ライラの親友
マ・コスタ・・・・・・・・・・・・・船上生活者ジプシャン
ジョン・ファー・・・・・・・・・・・ジプシャンの頭領
ファーダー・コーラム・・・・・・ジプシャンの賢者
イオレク・パーニソン・・・・・・よろいをつけたクマ
リー・スコーズビー・・・・・・・気球乗り

カーネギー賞・ガーディアン賞受賞作

奥の間を一目見たくて、
食堂に忍び込んだライラとパンタライモンは、
椅子の後ろに隠れて、学寮長と執事の会話を聞いてしまう・・・。

とっさに隠れた、衣装タンスの中で、
学長が、叔父(アスリエル卿)の大好物のトカイワインに
毒を混入する場面を目撃してしまう。

アスリエル卿は、デカンターをテーブルから叩き落し
門衛の粗相に見せかけて、難を逃れる。

忍び込んだライラを叱りながらも、
学寮長の見張りもかねて、
ライラに映写機で映し出す、
いくつかの貴重なスライドを、見せてくれたのです。

そこには・・・

北極のオーロラと一緒に、ひとつの『街』が、
かすかに、見てとれました。

塔・教会・丸屋根の並ぶ、その街こそ、
今、私達の住んでいる世界だったのです。

不思議なダストという現象も、
スライドには写っていました。

『切り裂かれた子供』という、ナゾの言葉とともに、
何かが始まる予兆のようでした。

北極で、アスリエル卿が撮影したスライドとともに、
何ものかに殺害された、
スタニスラウス・グラマンの生首も披露されました。

12歳のライラの日常は、トム・ソーヤーの上を行く、お転婆ぶりです。

インディージョーンズなみの冒険をするにふさわしい少女です。

ジョーダン学寮の屋根を、隅々まで登って遊ぶのですから。

調理場の下働きの少年ロジャーと一緒に・・・。

丁度、その頃、スラム街では、
思春期を迎えていない子供達が、
次々と、姿を消すという、不可解な事件が発生していました。

誘拐の手口は・・・

ダイモンを金色のサル(コールター夫人のダイモン)に、
拉致されると、正常な判断力を失い、
意のままに連れ去られるというものでした。

警察も渋々、捜査にのりだしましたが、
解決には、至っておりません・・・。

誘拐犯は『ゴブラー』と、名付けられ、
母親達に恐れられましたが、
子供の間では、ゴブラーごっこが流行っています。

ライラとロジャーも、その中のひとりでした。

ワイン倉庫でゴブラーごっこをする事に飽きたライラは、
危険なあそびをロジャーに、もちかけます。

それは、礼拝堂の下の地下の埋葬室の中での、
ゴブラー狩りだった。

ロジャーと二人で、地下墓地に出入りする所を、
ヘイスト師に見られてしまい、詰問されます。

その場では、無事に帰されましたが、
それが、ライラが、ロジャーを見た最後でした・・・。

ロジャーも、他のジプシャンの子供と同様に、
誘拐されたのです・・・。

ロジャーに心を残しながらも、
ライラには、旅立ちの時が迫ります。

コールター夫人が、ライラを自分の助手にするために、
連れ帰りたいと、学寮長に依頼したのです。

出発の朝早く、家政婦のロンズデールさんから、
朝食前に、学寮長に会いに行くように、言われます。

「顔を、洗うのは後でいいから」と・・・

学寮長から、ビロードに包んだ
真理計(世界に6つしかない黄金の羅針盤)を、渡されます。

コールター夫人の、エンバンクメントの
豪壮な高級アパートでの暮らしが始まりました。

素敵な狼の毛皮のコートも、買ってもらいました。

後に、このコートを着たまま、逃げ出す事になるのですが・・・

その頃のライラはまだ、
学者でもあるコールター夫人に、夢中でした。

ある日、ライラが、いつも持ち歩いている白いセカンドバックを、
寝室に置いておく様に、言いつけられます・・・。

バックの中には、黄金の羅針盤が入っていました。

「家の中で、バックを持ち歩くのはおかしい」と
コールター夫人に、詰問されます・・・。

やがて、優しい口調で、部屋をおとずれ、
ライラに、ほほにキスさせますが・・・

ライラの不信感は、つのりました。

いつもの、素敵な香りではなく、
金属の焼ける様なニオイがしたからです。

やがて、ライラの不信感は、
カクテルパーティーで、現実のものとなります。

パーティーに出席している間に、
コールター夫人のダイモンが、
ライラの寝室の中の荷物を調べていたのです。

もう・・・黄金の羅針盤は、
見つかってしまったのかも知れません・・・

総献身評議会(=GOB)の話を、
人々から、聞き出し、
誘拐事件に利用されるのを避けるために、
ライラは脱走します。

コールタールの塗られた投網で、
今まさに、捕らえられ様とした時
ジプシャンに救出されます。

ライラには、警察から、
千ポンドの懸賞金がかけられましたが、
ジプシャンの頭領ジョン・ファーは、皆に、
大恩あるアスリエル卿の娘である事を理由に、
ライラを守り抜く事を宣言します。

実は、ライラは、飛行船の事故で亡くなった、
ベラクア伯爵夫妻の娘ではなく・・・

アスリエル卿とコールター夫人の間に
生まれた娘だったのです。

ふたりは、互いに、瞬く間に魅かれあったのですが・・・

当時、コールター夫人には、政治家の夫がいました・・・

ふたりは、不倫の間柄だったのです。

やがて、コールター夫人はライラを出産しますが、
あまりにも、夫に似ていないライラを見た夫人は、
「死産だった」と、夫には告げ、
アスリエル卿に、ライラを渡しました。

ライラは、ジプシャンの、
マ・コスタの乳で育てられたのです。

真相を知ったエドワード・コールターは、
アスリエル卿の屋敷に押し入り、
タンスの中にかくれていたライラを、
殺そうとしましたが、
駆けつけたアスリエル卿の手で、
返り討ちにあいました。

裁判の結果、広大な屋敷も土地も、没収され、
国王よりも、裕福だったアスリエル卿は、
たちまち、貧乏になってしまったのだそうです。

当初、ウォトリントンのオビディエンス修道女会に、
入れられたライラを、力ずくで奪還したアスリエル卿は、
旧友ジョーダン学寮長に預けたのでした。

ジプシャンたちは、自分達の誘拐された子供を
ゴブラーから救出するために、
黄金の羅針盤を読む事ができるライラとともに、
旅立とうとしていました。

ラップランドにある、
魔女の国の領事マーティン・ランセリウスに、
今では、エナラ湖地区の魔女一族の女王となった、
旧知の魔女セラフィナ・ペカーラの住所を、
教えてもらった一行は、
子供を輸入している、北方探検前進社の情報と、
クマの助けを借りる様に、助言を受けます。

よろいグマのイオレク・バーニソンは、
ラングロクル通りのはずれの
ソリの発着所で、働いていました。

クマは、6時に仕事を終えると、
エイナーソンという酒場で飲んでいるのです。

クマが、探検隊に参加する条件は、
この街の人間に騙し取られた自分の『よろい』を、
取り返す事でした。

スカイアイアンでできた、イオレクの『よろい』は、
司祭の家の地下室に、かくされていました。

真理計(アレシオメーター)が、教えてくれたのです。

気球乗りのリー・スコーズビーと
よろいグマも加わって、いよいよ、
北極へ、旅立つ一行の後を、
コールター夫人の、サルのダイモンが、
こっそりと尾行していました・・・。



著者は、イギリス人で
やっぱりオックスフォード大学のOBでした。

世界中の多くの子供が、そう望む様に、
聡明で勇敢な父親だったアスリエル卿のモデルは、
もしかすると・・・イギリス空軍の軍人だった、
著者の父親では、ないでしょうか。

もしも、母親が魔女で、父親が探検家の伯爵だったら・・・
いかにも、空想好きな子供の描きそうな夢です。

正直、ファンタジーは、あまり好きではなかったのですが、
荒唐無稽で、楽しい本でした。
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