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岸辺のふたり マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット原作

kisibe

マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット原作
うちだややこ訳
くもん出版刊



自転車で、川べりに到着する父娘。


父親は、少女に見送られて、
ボートで対岸へ漕ぎ出します。

いつまでも、見送る少女。

少女は、いつまでも、いつまでも、川岸に立ちすくみ
父親の帰りを待ちわびますが・・・。

いくら、待ちつづけても、誰も、帰っては来ませんでした・・・。

やがて、あどけない少女は成長し・・・。

恋をして、子供も生まれ・・・。

いつしか、子供も大きくなって、家庭を巣立っていきました。

あの日、川岸に立ち尽くしていた少女は、
年老いて・・・今では、老女になりました。

再び、父親と別れた川岸にたたずむ老女・・・。

そこには、東陶と流れていた、あの川の姿はありません。

川は、干上がって、草地になっていたのです。

何かに引き寄せられる様に、
その堤防を、ひとりで、降りて行く老女の姿が・・・。

草地の真ん中で、彼女が見たのは・・・。

そこには・・・あの日、父親が乗っていったボートだけが、
ひっそりと、置き去りになっていました。

老女は、そのボートに、
いつまでも、いつまでも寄り添っていました・・・。



不思議と惹き付けられるイラストです。

父親は、自殺だったのか・・・

それとも、事故にあったのか・・・

私には、わかりません。

ただ、あの場所から旅立った父親が、
ついに、帰らなかったと言う、強い想いを感じます。

穏かで、それでいて感情をかき立てられる本です。
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