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晴れのち猫

Categoryノンフィクション 1/1

熱源 川越宗一

川越宗一著文芸春秋刊かねてから、受賞の呼び声が高かった作品なのですが、ついに、2020年直木賞受賞されました。筆者が、北海道を旅行したことをきっかけに生まれた作品。国籍は違えど、境遇の似た二人の実在の主人公が、サハリンで出逢い、「熱」が生まれるまでが描かれております。故郷サハリンがロシア領になり、北海道江別市対雁へ移住を余儀なくされたアイヌの人々の知られざる苦悩を描く。あまり知られてませんが、アメリカ...

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シャクルトン

映画もありますが、船を失う場面が1番辛く感じました。全員生還できたのはすごいことだと感じました。...

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へろへろ 鹿子裕文

鹿子裕文著ちくま文庫NHKラジオ「すっぴん!」で、高橋源一郎さんが紹介されていた「へろへろ」です。宅老所「よりあい」創設の際の資金集めのためのチャリティーオークションには、詩人 谷川俊太郎さんも、ご自身のサインやTシャツを出品なさるなど、深く関わっていらして興味深いです。...

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流転の王妃の昭和史 愛新覚羅浩

愛新覚羅 浩著新潮社刊   プロローグ 七十歳の誕生パーティー   第1章    日満親善の美名の陰に           軍部の仕組んだ見合い話           聡明なまなざしの青年           あわただしい婚約と結婚      第2章    満州国での新生活           初めての三跪九叩           日満親善の申し子           関東軍にあらざれば人にあらず...

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日本の阿片王 二反長音蔵とその時代

倉橋正直著共栄書房刊 第1章 ケシ栽培の普及で実業功労者  はじめに   1.ケシ栽培の成功がもたらしたもの   2.ケシ栽培普及のため東奔西走   3.福井村はケシ栽培のメッカ   4.大阪府は阿片生産で全国一   5.実業功労者として表彰される   6.ケシの品種改良   7..音蔵の生涯を時期区分 第2章 音蔵の外地旅行  はじめに   1.満州へ   2.長白県   3.熱河省へ   4.関東州などへ  ...

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ハンナのかばん カレン・レビン

カレン レビン 著石岡 史子 訳ポプラ社刊第二次世界大戦中、十三年の生涯をおえたハンナ・ブレイディ。半世紀後、偶然、ハンナが残した旅行かばんと日本でであった、石岡ふみ子。ハンナはどんな少女だったのだろう…?どんな家族にかこまれ、どんな生涯をおくったのだろう?そして、少女になにがおきたのだろう?ふみ子先生のハンナ探しがはじまった。 ハンナの家族は、自営業を営みながら、幸せに暮らしていました。戦火が迫る中で、...

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ちいちゃんのかげおくり あまんきみこ

あまんきみこ著あかね書房刊父親の出征前、父・母・兄と家族4人で楽しく遊んだ「かげおくり」の想い出。戦火を伝える物語です。...

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ピートのスケートレース ルイーズ・ボーデン

ルイーズ・ボーデン 著 ニキ・ダリー イラストふなとよし子 訳福音館書店 刊 第二次大戦時、ドイツ占領下のオランダ。国境近くの町に住むピートは、スケートに夢中な10歳の少年。いつの日か「エルフステーデントホト」という、11の町をめぐるオランダ最大のスケートレースに出場する夢をもちつづけています。そんなピートに、冬のある日、重大な仕事が任されます。父親がナチスに捕らえられ、身に危険のせまるスケート名人の友人(...

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ヨーガンレールの社員食堂 高橋みどり

高橋みどり著PHP研究所刊人気スタイリスト・高橋みどり著。「いまでも忘れない、初めて感じたあの感動は、この食堂の空気、光、そしてその存在にありました。そのおいしさと献立に、ベジタリアンメニューだったことに、そして確かな素材を使うことは大前提としていることへの感心は次の時点での感動でした」デザイナーであるヨーガン・レール氏自身が、「誰のためでもない、まず自分のために」選んだ、社内でも、とっておきの部屋...

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東電OL症候群 佐野眞一

佐野眞一著新潮社刊本書を読んだのは、2008年春。著者は、猫好きとしても知られ、愛猫によせるエッセイを新聞で読み、その想像力の凄さに感心しました。昼は一流企業のキャリアウーマン、夜は渋谷・円山町の売春婦という2つの世界を生きた女性が何者かに絞殺されたのは1997年の3月だった。この事件の一審判決までを描き、大きな反響を呼んだのが『東電OL殺人事件』で、本書はその後を受けたものである。 一審で無罪となったネ...

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ブログ通信簿受け取りました

gooブログパーツの「ブログ通信簿」管理人もトライさせていただきました。          10歳って・・・漢字少ないかなぁ。...

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母べえ 野上 照代

野上 照代著中央公論新社刊日中戦争が激化しはじめた頃のお話。野上家では、ドイツ文学者の夫・滋と妻・佳代、そしてしっかり者の長女・初子と天真爛漫な次女・照美の4人が貧しくも明るく暮らしていた。お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合うのでした。昭和15年2月の、ある寒い朝、夜が明けると間もなく、父べえ(滋)が治安維持法違反で検挙され、思想犯として投獄されてしまいます・・・。隣町の警察署...

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イラクの小さな橋を渡って

池澤夏樹著元橋成一写真光文社刊  戦争がはじまったら、どんな人々の上に  爆弾が投げられるのか知りたかった。         「イラクの小さな橋を渡って」より             豊かな市場の様子や子供達の輝くような笑顔が印象的でした。著者は、「イラク国民は、本当にサダム・フセインの圧政下にあったのか?」疑問を感じています。イラクは、もともと豊かな国で食料の薬も充分にあり原油を売ったお金で、何...

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聞き書き 尾上九朗右衛門 アメリカに移住した梨園の御曹司

花田昌子著朝日新聞社刊 ハワイからのメッセージ 占領下の留学   廃墟での決意   出航   ロサンゼルス上陸   パサデナ・プレイハウス   ブロードウェイのミチコ 故国でのジレンマ   挫折と励まし   映画出演   ミチコと結婚 歌舞伎を海外へ   初のアメリカ公演   ヨーロッパへ   再びアメリカへ   陰の立役者 大学教授   卒中   演技を指導   ハーバード大学   ローブ余聞 ...

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寵妃ロクセラーナ

渋沢幸子著        集英社刊                 本名アレクサンドラ・リソフスカ。ポーランドを侵掠したタタール人にさらわれ奴隷となり大宰相イブラヒム・パシャに買われた後、1520年にスレイマン1世に献上された。背丈はかなり低く、愛想がよく陽気な性格であったと伝えられる。トルコ研究家・紀行作家。他の作品に、「イスタンブール、時はゆるやかに」「イスタンブールからバスに乗って」「イスタンブー...

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誰も教えてくれない完全ムショ暮らしマニュアル

北代司著kkベストセラーズ刊  【初級編】  1.刑務所の種類  2.刑務所の初日  3.1日のスケジュール  4.刑務所は週休二日制  5.入浴のシステム  6.検身場  7.作業着や下着のこと  8.受刑者はなぜボウズ頭なのか  9.男女で違う美容ケア  10.賞与金  11.玉入れ  12.ムショ内禁書リスト  13.娯楽施設はあるにはあるが  14.くさいメシを食うということ  15.「担当」と「オヤジさん」って誰? 【応...

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三億円事件

一橋文哉著       新潮社                 一気に読めますが、一行一行が証拠のかたまりなので、かみしめて読みました。著者の一橋 文哉氏は、いろんな事件について書かれた方。 他の作品も、読みたいです。 この本は、昨年、ドラマ化されました。 三億円事件の捜査費用・・・十億円。 本書の中で、白...

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阿片王 満州の夜と霧 佐野眞一

佐野眞一著新潮社刊先日放送の、NHKスペシャル戦争記録選「日本軍と阿片」の中の、東京裁判で、自らの罪を認める旨の証言をする、里見甫の肉声を聞きました。くぐもった声ではなく、張りのある、野太く明瞭な声でした。目立たない外見で、物静かな雰囲気でしたが・・・私的な印象としては、「大きい声なら、どれだけでも出せる」タイプ。里見の晩年の秘書で、里見の口述ノートを秘匿する伊達弘視についての文章から始まる、満州...

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≪御直披・おんちょくひ≫

板谷 利加子著角川書店「御直披」(あなただけに読んでいただきたいのです。)と記され、著者の元に届けられた一通の手紙・・・。性犯罪捜査官の著者と共に闘い、犯人に対して、強姦罪としては有期最高刑の懲役20年の判決を勝ちとるまでの被害者と、著者との、温かい心の交流を描いた、ノンフィクション。 著者の(実母の)介護経験も、語られています。著者は、執筆当時、神奈川県警察本部性犯罪捜査係長でした。現在は、警部補にな...

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≪私のカラフト物語≫

恵原俊彦著東京図書出版会 大正8年に、カラフトへ渡った一家の記録。カラフト生まれの著者が、抑留生活の後、盛岡へ引き揚げるまでが、56の短編にしてまとめられております。ダッタン人と言うのは、タタール人(トルコ系遊牧民)の事だとはじめて知りました。少年時代のエピソードは、著者の子供らしい驚きに満ちています。カラフトには、映画館もあり、日本人も多く住んでいたもようです。カラフトシシャモは、北海道の物より...

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死体検死医

上野正彦著角川書店元東京都監察医務院長医学博士他の著書に、「解剖学はおもしろい」一気に読める本。最初に、表紙の著者の顔写真を見ましたが・・・物静かで、温厚な方の様にお見受けしました。学者の風貌。とても、警察関係のお仕事に携わってみえる方には、思えません。NHKのアナウンサーさんみたいな印象を受けます。監察医は公務員なのだと、初めて知りました。生前の人権を擁護し、社会秩序を維持する『ご遺体のお医者さ...

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≪‘‘ⅠT’’(それ)と呼ばれた子≫デイヴ・ペルザー

デイヴ・ペルザー著田栗 奈美子訳青山出版刊米カリフォルニア州史上ワースト3の児童虐待を5年以上、体験した作者が、自ら綴った生還までの闘いの記録。著者は、小学1年から、警官に救出されるまでの間実母から、虐待されながらも生きぬきます。他の兄弟達のその後の消息は、不明です。かばっていた父親も、家庭が崩壊していく中で相当辛かったと思います。完璧に家事をこなし、料理好きで、ご主人を大事にしていた彼女に、いっ...

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ドナービジネス

一橋文哉著新潮社刊海外での、臓器移植を斡旋するブローカー。誘拐した、子供の臓器を売買するドナーハンター。死刑囚の遺体を入手する、臓器マフィア。代理母・卵子バンクによって、臓器製造用の胎児を増産する闇の組織。関係者への取材をもとに、再生医療研究の闇を描く。著者は、1995年、連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」で、雑誌ジャーナリズム賞を受賞。その他の作品に、「闇に消えた怪人・グリコ森永事件の真...

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切り裂きジャック

パトリシア・コーンウェル著     相原 真理子訳     講談社刊 「検屍官」シリーズの作家として有名なパトリシア・コーンウェルが、7億円を投じて得た克明な調査記録。 著者は、バージニア州リッチモンドの検屍局で、6年間の勤務経験があるそうです。 オープニングから、真犯人が名指しされたのは、意外でした。ヴィクトリア朝後期の、著名な印象派の画家ウォルター・シッカートに注目し、様々な観点から、 犯人になり...

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