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晴れのち猫

Archive2008年01月 1/2

夜の絵本 ルオーの贈り物

ジョルジュ・ルオー絵蜂飼 耳 詩・文PHP研究所刊おとなのための絵本でしょうね。ルオーの油絵?が、10点以上も収められています。絵に合わせた、詩やエッセイが、そえられていますよ。「猫に踏まれて」を読むと、著者は猫を飼っていらっしゃるようですが、個人的に、一番好きなエッセイは、「真珠玉」です。バスの中で、ひとりの乗客の真珠のネックレスが、切れてしまい、真珠玉が周囲に転がってしまう。ひとり、ふたりと・・...

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ルリュールおじさん

いせ ひでこ(伊勢英子)著理論社刊第38回 講談社出版文化賞絵本賞受賞ソフィーの、大事にしていた植物図鑑が、バラバラになってしまいました・・・。せっかく描いたアカシアの絵が、だいなしです。街角のおばさんから「それならルリユールのところに持っていくといい」と、教えられたソフィーは、小さな工房を尋ねます。寡黙な職人のおじさんに図鑑を直してもらうことになったのですが・・・。 フランスでは、長い間、装丁と製...

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絵本 Little Tern リトル・ターン

ブルック・ニューマン著リサ・ダーク画五木寛之訳集英社刊    1.リトル・ターンがみずから語った物語    2.旅  『いつかぼくらは再会すると、ぼくにはわかっていた。』                     「リトル・ターン」よりある日突然、怪我をした訳でもないのに飛べなくなってしまったリトル・ターン・・・。リトル・ターンが自己を啓発し再生するまでの物語。カモメに襲われたゴーストクラブを助けた事で...

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絵本 ゾマーさんのこと

パトリック・ジュースキントジャン=ジャック・サンペ池内紀訳文芸春秋刊  どこへ行くのだろう?  黙って、いつも、ゾマーさんは歩いている。           『ゾマーさんのこと』より『ほっといてもらいましょう!』そう言いながら、ゾマーさんは、歩き続ける・・・。ペンキ屋の地下室に、引っ越して来たゾマーさん夫妻・・・。ゾマー夫人は、一日中、人形を作り続ける・・・。月に一度、郵便局へ行き、買い物をして戻...

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聞き書き 尾上九朗右衛門 アメリカに移住した梨園の御曹司

花田昌子著朝日新聞社刊 ハワイからのメッセージ 占領下の留学   廃墟での決意   出航   ロサンゼルス上陸   パサデナ・プレイハウス   ブロードウェイのミチコ 故国でのジレンマ   挫折と励まし   映画出演   ミチコと結婚 歌舞伎を海外へ   初のアメリカ公演   ヨーロッパへ   再びアメリカへ   陰の立役者 大学教授   卒中   演技を指導   ハーバード大学   ローブ余聞 ...

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寵妃ロクセラーナ

渋沢幸子著        集英社刊                 本名アレクサンドラ・リソフスカ。ポーランドを侵掠したタタール人にさらわれ奴隷となり大宰相イブラヒム・パシャに買われた後、1520年にスレイマン1世に献上された。背丈はかなり低く、愛想がよく陽気な性格であったと伝えられる。トルコ研究家・紀行作家。他の作品に、「イスタンブール、時はゆるやかに」「イスタンブールからバスに乗って」「イスタンブー...

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誰も教えてくれない完全ムショ暮らしマニュアル

北代司著kkベストセラーズ刊  【初級編】  1.刑務所の種類  2.刑務所の初日  3.1日のスケジュール  4.刑務所は週休二日制  5.入浴のシステム  6.検身場  7.作業着や下着のこと  8.受刑者はなぜボウズ頭なのか  9.男女で違う美容ケア  10.賞与金  11.玉入れ  12.ムショ内禁書リスト  13.娯楽施設はあるにはあるが  14.くさいメシを食うということ  15.「担当」と「オヤジさん」って誰? 【応...

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The Wreckers 呪われた航海

イアン・ローレンス著三辺律子訳理論社刊  1.難破  2.打ちあげられた死体  3.足のない男   4.ガリラヤ屋敷  5.死者たちの列  6.亡霊のさまよう断崖  7.悪魔の目  8.樽にかくされた謎  9.呪われた湾に船がくる  10.鎖につながれて  11.動き出したガーゴイル  12.心に石をもつもの  13.封印された過去  14.決断  15.荒野をこえて  16.よみがえった男  17.信号灯の正体  18.炎の中の断末魔3時...

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ちいさなちいさな王様

アクセル・ハッケ作ミヒャエル・ゾーヴァ絵那須田淳・木本栄共訳  1.大きくなると小さくなる  2.眠っているときに起きている  3.存在しないものが存在する  4.命の終わりは永遠のはじまり  5.忘れていても覚えているドイツのベストセラー小説です。大人のための絵本ですね。「星の王子様」を連想します。ミヒャエル・ゾーヴァの美しい挿絵が印象的でした。ボートを漕いでいるのが、主人公です。本棚の脇の壁のさけ...

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三億円事件

一橋文哉著       新潮社                 一気に読めますが、一行一行が証拠のかたまりなので、かみしめて読みました。著者の一橋 文哉氏は、いろんな事件について書かれた方。 他の作品も、読みたいです。 この本は、昨年、ドラマ化されました。 三億円事件の捜査費用・・・十億円。 本書の中で、白...

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阿片王 満州の夜と霧 佐野眞一

佐野眞一著新潮社刊先日放送の、NHKスペシャル戦争記録選「日本軍と阿片」の中の、東京裁判で、自らの罪を認める旨の証言をする、里見甫の肉声を聞きました。くぐもった声ではなく、張りのある、野太く明瞭な声でした。目立たない外見で、物静かな雰囲気でしたが・・・私的な印象としては、「大きい声なら、どれだけでも出せる」タイプ。里見の晩年の秘書で、里見の口述ノートを秘匿する伊達弘視についての文章から始まる、満州...

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母なる大地父なる空 アリューシャン黙示録 下

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短身族の<殺し屋>の息子を出産してしまった黒曜石は、浜辺へやって来た、妻を亡くしたばかりの<筋肉>から生まれたばかりの息子を託されます。殺し屋一味の、「クジラ狩り族襲撃計画」を知った、黒曜石と<古に遡る>は、クジラ狩り族の救援に旅立ちます。黒曜石に惹かれている<筋肉>も、仲間の狩人と共に、同行します。クジラ狩り族の村に到着して、数日後、短身族が襲ってきました。この闘いが、クライマックスですね。一昼...

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母なる大地父なる空 アリューシャン黙示録 上

スー・ハリソン著河島弘美訳晶文社9000年前(紀元前7000年頃)に、アリューシャン列島に住んでいたアリュート人の、13歳の勇敢な美少女<黒曜石>の物語。山でベリー摘みをしている間に、第一等族の村で惨劇が起こり、黒曜石はひとりぼっちに・・・。孤独の中で、村人全員の埋葬を終えて、家々を閉じた後黒曜石は、カヌーで旅をして、ある浜辺にたどり着きます。この浜辺には、<古に遡る>という老いた彫刻師が暮らして...

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≪御直披・おんちょくひ≫

板谷 利加子著角川書店「御直披」(あなただけに読んでいただきたいのです。)と記され、著者の元に届けられた一通の手紙・・・。性犯罪捜査官の著者と共に闘い、犯人に対して、強姦罪としては有期最高刑の懲役20年の判決を勝ちとるまでの被害者と、著者との、温かい心の交流を描いた、ノンフィクション。 著者の(実母の)介護経験も、語られています。著者は、執筆当時、神奈川県警察本部性犯罪捜査係長でした。現在は、警部補にな...

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そしてベルナは星になった 盲導犬ベルナの愛の物語

郡司ななえ著(株)ナナ・コーポレート・コミニケーション刊盲導犬ベルナとの出会いから最後を看取るまでの13年間の日々を、短歌を織り交ぜて綴る愛の物語。著者は、新潟県上越市生まれです。ベルナの晩年から『盲導犬のお話の会』を開始されました。現在は、3代目のペリラです。2代目の盲導犬は、白血病で・・・。クイール以外にも、白血病にかかった盲導犬がいた事にショックをおぼえます。『盲導犬のお話の会』は、2002年末に...

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≪私のカラフト物語≫

恵原俊彦著東京図書出版会 大正8年に、カラフトへ渡った一家の記録。カラフト生まれの著者が、抑留生活の後、盛岡へ引き揚げるまでが、56の短編にしてまとめられております。ダッタン人と言うのは、タタール人(トルコ系遊牧民)の事だとはじめて知りました。少年時代のエピソードは、著者の子供らしい驚きに満ちています。カラフトには、映画館もあり、日本人も多く住んでいたもようです。カラフトシシャモは、北海道の物より...

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≪野外料理のベーシック・テクニック≫

織田 大策著地球丸刊著者は、フリーランスライター。池袋のアウトドアショップで、アルバイトを経験後ライターに。アウトドア用品を購入する前に、読みたい本。炭を使わずに、肉が焼ける、ポータブルタイプのバーベキューコンロなど、素人の私には、トリビアな物ばかり。バーベキューコンロに、ラバロック=溶岩を、しきつめてバーナーで加熱する方法でラバロックは、何回も使えるらしい。読むだけで、キャンプしてるような気分が...

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パズルパレス 下

No image

ノ-ス・ダコタと、エンセイ・タンカドは、同一人物でした。 元傭兵を雇いタンカドを暗殺したのは、△でした ( ̄_ ̄メ) △専用のエレベ-タ-の暗証番号は、本人しか知らない 極秘でした。主任であり、父娘同然だった、 ス-ザンにさえ、教えられなかった・・・・・ そう・・・・暗証番号は・・・・・『 ス-ザン 』∑( ̄□ ̄|||) △は、恋するス-ザンのために、デイヴィッド・ベッカ-に...

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死体検死医

上野正彦著角川書店元東京都監察医務院長医学博士他の著書に、「解剖学はおもしろい」一気に読める本。最初に、表紙の著者の顔写真を見ましたが・・・物静かで、温厚な方の様にお見受けしました。学者の風貌。とても、警察関係のお仕事に携わってみえる方には、思えません。NHKのアナウンサーさんみたいな印象を受けます。監察医は公務員なのだと、初めて知りました。生前の人権を擁護し、社会秩序を維持する『ご遺体のお医者さ...

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パズルパレス 上

パズル・パレス  ダン・ブラウン 著   越前 敏弥 ・ 熊谷 千寿 訳                              角川書店 刊ネタばれ注意です。パズル・パレスとは・・・・・クリプト (国家安全保障局暗号解読課 )。 百万桁の暗号を数分で解読できる、ス-パ-コンピュ-タ-トランスレ-タ によって、 アメリカは、国内のメ-ルを自在に閲覧していた。 その事態に激...

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≪‘‘ⅠT’’(それ)と呼ばれた子≫デイヴ・ペルザー

デイヴ・ペルザー著田栗 奈美子訳青山出版刊米カリフォルニア州史上ワースト3の児童虐待を5年以上、体験した作者が、自ら綴った生還までの闘いの記録。著者は、小学1年から、警官に救出されるまでの間実母から、虐待されながらも生きぬきます。他の兄弟達のその後の消息は、不明です。かばっていた父親も、家庭が崩壊していく中で相当辛かったと思います。完璧に家事をこなし、料理好きで、ご主人を大事にしていた彼女に、いっ...

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ドナービジネス

一橋文哉著新潮社刊海外での、臓器移植を斡旋するブローカー。誘拐した、子供の臓器を売買するドナーハンター。死刑囚の遺体を入手する、臓器マフィア。代理母・卵子バンクによって、臓器製造用の胎児を増産する闇の組織。関係者への取材をもとに、再生医療研究の闇を描く。著者は、1995年、連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」で、雑誌ジャーナリズム賞を受賞。その他の作品に、「闇に消えた怪人・グリコ森永事件の真...

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切り裂きジャック

パトリシア・コーンウェル著     相原 真理子訳     講談社刊 「検屍官」シリーズの作家として有名なパトリシア・コーンウェルが、7億円を投じて得た克明な調査記録。 著者は、バージニア州リッチモンドの検屍局で、6年間の勤務経験があるそうです。 オープニングから、真犯人が名指しされたのは、意外でした。ヴィクトリア朝後期の、著名な印象派の画家ウォルター・シッカートに注目し、様々な観点から、 犯人になり...

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≪マクリーンの川≫

ノーマン・マクリーン著渡辺 利雄訳集英社北西部モンタナの渓流での鱒釣りを背景に展開する家族の絆の物語。不器用で堅実な兄、ノーマン。フライ・フィッシングの名手ながら、新聞記者としての才能も発揮できず、奔放に生き、破滅していくポール。ノーマン父子は、終生、ポールの死について、こだわり続ける。他の作品に『マクリーンの渓谷』(全米批評家協会賞受賞)『マクリーンの森』ブラッド・ピットの出世作となったロバート...

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名犬ノップ 『ボーダーコリー』が主役の小説です

ドナルド・マッケイグ著  大西 央士訳                                                集英社刊                  ルイスの愛犬ボーダーコリーのノップは、クリスマスの午後に、雌のアライグマ猟犬に誘われるまま農場の外へ・・・。牧羊犬競技大会のチャンピオンだったノップは、ライバル飼い主の、酒場でのつぶやき(350ドル)が原因で、犬泥棒の兄弟...

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睡蓮が散る時

スザンナ・ジョーンズ著阿尾正子訳早川書房刊小さな画材店を営むラルフは、再婚相手(東洋人)を探すため東京に来ていた。彼の妻アップル(タイ人)は、出て行ってしまったから・・・。インターネットで知り合った、中国人女性に会うため、フェリーに乗るラルフ。私立高校の英語教諭 和田留奈は、同僚の体育教諭 川崎と交際中にバーで、池田純(16)と知り合う。川崎のプロポーズを断わった留奈のもとにある日、「殺してやる」と...

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≪美人粥≫

小林カツ代著文化出版局 もう、1月です。1月といえば、大変、お寒うございます。あったかヘルシー「お粥」など、いかがでしょうか。『お粥は、作る人も      食べる人も美人にします』(本文より)・・・お粥もさながら、、小鉢が素敵。レストラン「KATSUYO GREENS」のスープ粥の本でした。著者は、エッセイストでもあります。「鯛のさしみのスープ粥」   「ピータン粥」   「気分は七草粥」   「...

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魔女の血をひく娘1・2

セリア・リーズ著亀井よし子訳理論社刊     中世イギリスの魔女狩りから逃れて、アメリカの入植地(ピューラ)へ渡った、少女メアリーの物語 。メアリーの実母は、当時としてはめずらしい、意思の強い聡明な貴婦人でしたが・・・ 軍人の家系だったため、夫も舅も出征してしまい、幾年にもわたる長い長い戦争の間、メアリーの母は、たったひとりで、広大な屋敷に取り残されます。その間に、彼女は、ひとりでメアリーを出産しま...

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イエスの遺伝子

マイクル・コーディ著内田昌之訳徳間書店刊               主人公トム・カーターは、ノーベル賞受賞の直後に、ブラザーフッドから送られた暗殺者マリアの凶弾によって、妻を失う。 検死の結果、妻が悪性の脳腫瘍で、余命いくばくもない体だったことを知ったカーターは、友人の制止も聞かず、ひとり娘のホリーのDNAを、自身が開発したジーン・スコープで、検査しますが・・・。ジーン...

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パレスチナから来た少女

 大石 直紀著光文社刊カメラマン立花 俊也は、パレスチナの難民キャンプで孤児になった少女ナイマ・シェハデを保護する 。 帰国後、立花の養女となったナイマは、立花沙耶として大切に育てられる。一方、ナイマの姉ノエルは、両親を殺された憎しみから、テロリスト(マリカ)となり、要人の暗殺を繰り返していた。 成長したナイマを連れ、アラファト議長とのインタビューを果たす為に、パレスチナ入りする立花だった...

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