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アンジュール ーある犬の物語 ガブリエル・バンサン作・絵

annju-ru

ガブリエル・バンサン作・絵
BL出版刊


「犬」が走行中の車の窓から、突然、放り出されます!!

飼い主に捨てられたのです。

後ろを振り返ることもなく、冷淡にも
猛然と走り去る飼い主の乗用車・・・

「犬」は、全速力で、飼い主の後を追い疾走します。

車は、とうとう犬の視界から、見えなくなり・・・消え去りました。

「犬」はニオイを嗅ぐ事で、飼い主の痕跡をたどり始めましたが・・・

「犬」が車道をウロウロしたせいで、交通は、混乱し

ついに、衝突事故が発生してしまいます。

渋滞する車の列・・・

炎と煙・・・

大勢の野次馬で、ごった返す事故現場を後に、
「犬」は、再び方向を見定め歩き始めました。

それは、長い旅路の始まりでした。

「犬」は、唯、ひたすら歩き続けます。

荒野を彷徨い、街にたどり着きました。

地下道をうろつき、商店街を彷徨い・・・

やがて、[犬」は、生涯の伴侶となりうる少年と、
めぐり逢うのでした。



白黒のデッサン画のみの、字のない絵本ですが、
充分伝わってきますね。

余白の美しさが生かされております。

背景が少ない分、犬のデッサンが、際立って見えました。

犬が走るシーンでは、疾走する感じがよく描写されております。

どこか物悲しいこの物語の、ラストシーンを見ていて、
NHKみんなのうたの、好きだった曲、
「仔犬のプルー」を思い出しました。

ひ~とりぼっちの僕と~、プルーが逢ったのは~♪
         (中略)
僕を~見るな~り、駆けて~来て~
可愛い~目をし~て、ついて~来た~
栗毛色し~た子犬のプルー僕のプルー♪

・・・確か、こんな歌だったと思います。
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ニューヨークのタカ ペールメール ほんとうにあったおはなし

newyorknotaka

ジャネット・ウィンター著
福本友美子訳
小学館刊


ニューヨークで起きた実話をもとに、描かれました。

セントラルパークで巣作りに失敗し・・・
1991年に、マンハッタン5番街の12階建ての高級アパートの、
天使の飾りのついた鳩避けの柵に、
アカオノスリのオスが、巣を作りました。

薄い羽の色から「ペールメール」と名付けられた、この鳥は、
ファーストラブ・チョコレート・ブルー・ローラの、
4羽のメスと、この巣で暮らしました。

怪我や病気でメスが亡くなると、
次のメスと、この巣で暮らしたのです。

2004年12月の寒い日に、アパートの住人達の希望で、
誰も知らないうちに、180キロあった巣は、
完全に撤去され、ビニール袋に入れられました。
鳩避けの柵も、外されました。

愛鳥家をはじめ、
このニュースを知ったニューヨークの人々の、
アパートの管理組合への激しい抗議により、
再び、鳩避けの柵が取り付けられました。

エサの食べカスが、
階下に落ちない様に工夫もされました。

アカオノスリの大好物は鼠だそうですから・・・ね。

ペールメールとローラは、今も、
そこで暮らしています。


ペールメールとローラが幸せに暮らす様子は、
微笑ましいかぎりです。

アカオノスリの目元が、
何ともいえない愛くるしさで、描かれております。

特別、変わったストーリーではありませんが、
読了後の心地良さは、いいものですよ。
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白猫 エロール・ル・カイン

sironeko

エロール・ル・カイン著
中川千尋訳
ほるぷ出版刊



「イメージの魔術師」エロール・ル・カイン原作。

昔、ある国の王さまが、三人の王子に、言いました。

「この世で、一番賢い犬を連れて来た者を次の王にしよう」

3人の王子は、それぞれ、
別々の方角へ、犬を探しに出発しました。

1番上の王子は街へ、2番目の王子は遠くの国へ、
そして・・・末の王子は、魔法の森へ。

一番賢い犬は、魔法の森にいるに違いないと、
思ったので、その森の奥深くへと、
ひとりで向かったのです。

魔法の森の最深部には、果たして、
立派なお城が建っておりました。

お城は、大勢の侍女(猫)に、かしづかれて、
豪華なドレスを身にまとった、
純白の美女猫の居城だったのです。

王子は、美しい白猫の側で、
時間を忘れ楽しく過ごします。

やがて、約束の日がやって来ました。

困り果てた王子が、『白猫』に相談すると、
「金色の卵」を渡して、白猫は言いました。

『その時が来たら、この卵を割りなさい。
 あなたは、見るべき物を見るでしょう』

その言葉通り、王様の前で卵を割ると・・・

多彩な芸をこなす犬が現れ、
王様を喜ばせました。

ところが・・・
本当は、まだまだ、王位を譲りたくなかった王様は、
「一番美しい娘を連れて来た者に、王位を譲る」
と、言うのです・・・。

この時も、上のふたりの王子は、
フィアンセを連れて、城へ戻りましたが、
ふたりの王子の恋人は、
二人ともも同じ様に美しくて、
王様には、決められませんでした・・・。

一方、森に住む白猫の元に帰った、末の王子は、
やっぱり、約束の日が来るまで、何もしませんでした。

城へ戻る約束の日、
末の王子は、娘ではなく、白猫を連れて帰りました。
白猫と一緒にいると楽しくて、離れたくなかったのです。

猫でもいいと覚悟を決め、
兄達や、大臣・侍女に嘲笑されながらも、末の王子は、
きっぱりと、『白猫と結婚する』と宣言してしまいます。

すると・・・白猫にかかった魔法が解けて、
まばゆいほど美しい娘が現れました。

王様は、娘の美しさに驚嘆し、
末の王子に王位を譲りました。

ふたりは、いつまでも、幸せに暮らしました。



表紙にも描かれている、白猫のイラストが、
もう、ひとひねり欲しかったという気はします。

その分、魔法が解けた後の姿の美しさは、
まるで女神のようです。

太陽の化身のように、輝いて見えました。

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わすれられないおくりもの

wasurerarenai


スーザン・バーレイ 作・絵
小川 仁央訳
評論社刊



「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら アナグマより」

・・・それが、長年、森の動物達に愛された、
長老アナグマからの最期の手紙でした。

聡明で物知りで、とても器用な、アナグマは、
みんなから、とても、頼りにされておりました。

ウサギの奥さんに、料理を教えたのもアナグマでした。

冬のはじめ・・・杖がないと歩けなくなった
アナグマは、次第に、自分に死期が迫ったのを悟ります。

アナグマの最期の望みは、
もう、一度、杖なしで、走る事でした。

ある晩、アナグマは、長い長いトンネルの中を、
飛ぶ様に走り廻る、とても素晴らしい夢を見たのです。

アナグマは、とても幸せでしたが・・・
すぐに、自分のからだが、軽くなっている事に気付きました。

アナグマが、姿を現さないので、
心配した森の仲間が、アナグマの家を訪れると・・・

突然の出来事に、みんなは、途方にくれてしまいます。

やがて、落ち着きを取り戻したみんなは、
互いに、いろいろなことを教えてくれた、
優しいアナグマの思い出を語り合います。

全員がそれぞれ、ひとつづつ、
アナグマとの素敵なエピソードを持っておりました。

教わった事や、助けられた事・・・
内容は様々でしたが、それらは、皆、
アナグマからの忘れられない贈り物となって、
深く心に残りました・・・。


静かな哀しみがこみ上げてくる本です。

逃れられない事では、ありますが、
考えたくないというのが、正直な感想です。
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古代メソポタミアの物語  ルガルバンダ王子の冒険

rugabannda
 
キャシー・ヘンダソン 再話
ジェイン・レイ 絵
百々 佑利子 訳


イラクに眠る、世界最古(5000年前)の物語。

エンメルカル王の軍隊に随行した、
末っ子のルガルバンダ王子は、
進軍中に、深い山の中で、原因不明の発熱に襲われます。

7人の兄達は洞窟で、
ルガルバンダを介抱しましたが、
いっこうに病状は回復しませんでした。

もう、これ以上、進軍を遅らせる事はできません・・・。

困り果てた兄達は、
昏睡状態のルガルバンダのかたわらに、
小麦粉・木の実・干した果実・斧・剣を残して、
祈るような気持ちで、戦地へと旅立って行きました。

数日後、意識を回復したルガルバンダは、
兄が残してくれた小麦粉で、パンを焼き、
野宿をしながら、兄達の後を追いますが・・・。

すでに、一行が出発してから、2~3日が経過ており、
もはや、兄に追いつく事は不可能かと思われた時、
神秘の力を持つ巨鳥として崇められるアンズー鳥が、現れました。

ルガルバンダは、アンズー鳥の巣に忍び込み、
巨鳥のヒナに貢物を差し出します。

巣を、持っていた食料で飾り立てました。

アンズー鳥は感動し、ルガルバンダの望みを、
何でも、ひとつだけ叶えると約束します。

王子は、どれだけ歩いても疲れない足を希望し、
その望みは叶えられました。

アンズー鳥は、大空から兄の軍が、どのあたりにいるのかを、
ルガルバンダに教えてくれました。

こうして無事、兄達に追いつく事ができたのです。

兄弟は、再会を喜びましたが、
戦争は難攻を極めました。

父王は、女神イナンナにお伺いをたてるために、
単身、故国に戻る若者を募りました。

末っ子のルガルバンダが、名乗り出ましたが、
兄達は誰も、ひとりで故国に戻る事を、
許してはくれませんでした。

しかし、王命により、ひとり故国に赴いたルガルバンダは、
女神のご託宣を持って、無事に、前線へと舞い戻ります。

攻撃ではなく寛容をもって、敵国を凋落した王は、
城壁の中に温かく向かい入れられ、和平が結ばれました。

ルガルバンダはやがて王位につき、
ギルガメッシュ王の祖先になったと言う物語です。


美しいイラストに魅了されました。

ページをめくる度に、新鮮な感動に浸れますね。
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へびのクリクター トミー・ウンゲラー

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トミー・ウンゲラー作・絵
中野 完二訳
文化出版局 刊


ナンセンス風ファンタジー。

老婦人のルイーズ・ボドさんには、
ブラジルに住む爬虫類研究者の息子がいます。

今年の、お誕生日のプレゼントに、
ブラジルの息子さんから届いたのは、
ボア・コンストリクターという毒の無いへびでした。

クリクターと名づけられたへびは、
子猫のように可愛がられて育ちます。

膝にのせてミルクを飲ませたり、
長い手編みのセーターを着せて
一緒に散歩にお出かけします。

ボドさんは先生なので、クリクターは一緒に学校へ行き、
子供たちの間でも人気者になりました。

街の人々からも、いろいろ重宝がられて、
愛されていたクリクターは、
ある日、事件に巻き込まれます。

ボドさん宅に、泥棒が、侵入したのです。

グルグル巻きに手足を縛られて、
身動きできないボドさんの代わりに、
見事に、泥棒をやっつけたのです。


心優しいヘビのクリクターが、
ラストで意外な大活躍をする物語です。
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ジャンブリーズ  エドワード・リア著 エドワード・ゴーリー絵

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エドワード・リア 著
エドワード・ゴーリー  イラスト
柴田 元幸 訳
河出書房新社  刊



うみのとおくの そらはるか 

じゃんぶりーずのすむという

あたまはみどり てはあおく

ふるいにのってふなでした 

ふるいのふねでうみにでた



「粉ふるい」の船に乗って、20年間旅した
「ジャンブリーズの民」の物語。



クルクル回転しながら、大海原を漂う「粉ふるい」に
乗り込み、冒険に旅立つ「ジャンブリーズの民」

夜は、「粉ふるい」の上に置かれた壷の中で眠ります。

やがて、半島?島?へと、漂着します。

森の中を、手に手に、
様々な物を持って進む「ジャンブリーズの民」

「両手がキャンディーでできた猿」
「金色の蜂」
「チーズ」
「ふくろう」etc.

実にいろんな物資を運びつつ移動します。

陸地を横断したジャンブリーズの民は、
再び海上を、「粉ふるいの船」で進みます。

やがて、20年が経過し、
ジャンブリーズの民は、かつて暮らしていた、
故郷の浜辺へと、無事に帰り着きました。

そう・・・ひとりも、欠ける事なく。

人々は、驚喜し、家族の無事と成長を喜びあいました。


粉ふるいの船なんて・・・ありえませんよね。

ナンセンスの世界ですが、
最後まで読まずにはいられませんでした。

エドワード・ゴーリーに影響を与えた、
3人の、エドワードのうちのひとり、エドワード・リアの作品です。

リアとゴーリーは、最も共感し合いましたし、
二人の間には、共通点もかなり、多かったといいます。
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敬虔な幼子 エドワード・ゴーリー

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エドワード・ゴーリー著
柴田元幸訳
河出書房新社刊

さながら、聖書の様な本です。

ペン描きの挿絵が、ちょっと痛々しい感じがします。


ヘンリー・クランプという3歳の少年が、主人公です。

ヘンリーは、幼く、敬虔なクリスチャンでした。

まだ、何の『罪』も犯してはいないのに、
『罪』の重さにおののき、
日々、お祈りを捧げ、許しを願う日々を送ります。

ある日、カモメを見たヘンリーは妹に、

「僕が死んだら、あの鳥のように天に昇るんだよ」

両親の手伝いをしたいと言いますが、
3歳のヘンリーに、ハンマーは似合いませんよね。

おやつを我慢し、書物に神の名前が、
軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す日々・・・。

時折は、懺悔の祈りも捧げました。

そしてある寒い冬の午後・・・こんな寒い日には、
幼児は遠出しないほうが無難ですが・・・。

ヘンリーは、ひとり暮らしの老婦人の家に、
自分のプディングを、
半分わけてあげようと、届けに行きました。

その帰り道、大粒の雹(ひょう)に
当たってしまい、風邪をひいたヘンリーは、
あっけなく翌日には死んでしまうのです。

ページをめくった時は、愕然としました。

ヘンリーはまだ、4歳になったばかりなのに・・・。

鳥の彫刻がついた白い墓のイラストが、
哀しみを誘います。
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氷河ねずみの毛皮 宮沢賢治

hyouganezumi

宮沢賢治著
木内達朗イラスト
偕成社刊



イーハトーブから極北のベーリング行きの
特急列車の中での物語です。

イーハトブのお金持ちタイチは、
友人との賭けのために900匹の黒狐の、
毛皮を手に入れようと北極圏に向かいます。

娯楽のために動物を殺そうとするタイチを、
シロクマ達は許せませんでした。

シロクマの一団は、殺戮を未然に防止する為に、
列車を停止させ、
タイチを捕らえようとしますが・・・。

そこに、列車に乗り合わせた、
あまり目立たない、青年がひとりで、
立ち向かいます。




氷河鼠の毛皮という、タイトルにひかれました。

架空の街イーハトーブを舞台に繰り広げられるファンタジーですが、
レトロなのに、現代でも違和感なく読める不思議な本です。

シロクマがでるとは・・・意外性タップリの展開です。

車掌さん?が、ティーカップに入った
温かい紅茶をすすめられたりして、
風情がありますね。

臨場感たっぷりのイラストと一緒なので、
盛り上がりますよ。
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不幸な子供 エドワード・ゴーリー著

hukopunakodomo

エドワードゴーリー著
柴田元幸訳
河出書房新社刊



シャーロットは、裕福な家庭の一人娘として、
幸せに育ちました。

ある日、軍人の父親にアフリカ行きの命令が下ります。

間もなく、原住民によって、父親は帰らぬ人に・・・。

失意のどん底で、母親は衰弱死。

ただ1人の叔父は、レンガが
頭を直撃して逝ってしまいます。

あっという間に孤児になるシャーロット。

寄宿学校へ入れられるが、そこでもいじめられて脱走、

昼間は隠れ、夜は泣き暮らす日々。

意を決して、着の身着のままで脱走するも、
すぐに倒れこみ、両親の写真の入ったロケットを、
泥棒に奪われてしまう・・・。

反対方向から来た悪人が、シャーロットをさらい、
アル中の男に売り飛ばしてしまう・・・。

毎日、内職をさせられていたシャーロットの目は、
だんだん、見えなくなってゆきました。

ある日、とうとう、男は発狂し、
失明寸前のシャーロットは、家を飛び出しますが・・・。

ところが、戦死は誤報で、お父様は、生きていました。

父親は、街中を自動車で走り回り、
必死で行方不明のシャーロットを捜します。

皮肉にも、シャーロットは、
父の車にひかれてしまうのでした。

瀕死のシャーロットを腕に抱きながらも、
あまりの変わりように、実の娘とは気付かないのでした。




イラストは、お馴染みの、白黒の緻密なペン画です。

今どき、ベンハーでもないでしょうに、レンガだなんて・・・

悪趣味ですが、目をそらせなくて、
とうとう最後まで読んでしまいました。
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スイミー

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レオ・レオニ 著
谷川 俊太郎 訳
好学社 刊

ちいさな赤い魚の兄弟たちのなかで、

1匹だけ真っ黒の魚の「スイミー」

大きなマグロがやって来て、
兄弟の魚たちを、みんな飲み込んでしまいます。

群れの中で、一番泳ぐのが速いスイミーは、ひとりぼっちに・・・・。

天涯孤独の身には、なりましたが、
ブルドーザーのような海老、
イソギンチャクやクラゲ等、様々な海洋生物がいます。

そんな中で、出会った、スイミーにそっくりな
小さな赤い魚たちに「遊ぼう」って誘っても
「大きな魚に食べられるから」と岩陰から出て来ません。

スイミーは考えて・・・皆で大きな魚の
ふりをして泳ごうと、みんなを誘います。

赤い魚たちの中で、スイミーは目になって、
みんなで、力を合わせ大きな魚を追い出しました。


自分と同じ魚に出会ってうれしそうに泳ぐ姿が、印象的でした。

イラストも特徴的ですよ。
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ローズとアイリス 

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メグ・ホソキ 著
文溪堂刊


人気のイラストレーターメグ・ホソキの最新絵本。

「友達がいると、どんなに素晴らしいか」というお話です。

ピンクが好きな朝ねぼうでのんびりやのローズは、
夜更かしが大好きで、早起きの心地よさを知りません。

ブルーが好きで早起きでせっかちのアイリスは、
早くベッドに入るので、星空の美しさを、
あまり良く知りませんでした。

そんな、ふたりが知り合い・・・友達になりました。

ふたりで、森へ、ブルーベリーを摘みにお出かけします。

正反対の2人が親友になったら・・・
ふたりで、朝日を浴び・・・
ふたりで星空を見上げます。

楽しい事も、趣味も、2倍になりました。


優しいイラストが印象的でした。
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ソニア 世界でただ1頭の白ラブ

sonia

渕上サトリーノ著
葛西馨子著



黒ラブ 黒ラブ 黒ラブ 
真っ黒でツヤツヤのラブラドール

著者は、ペットショップで一目見てからというもの、
黒ラブの姿が、頭から離れなくなってしまいました。

その犬こそ、
黒いラブラドール・レトリーバーの『ソニア』でした。

娘の様に、ソニアを愛するお父さん・・・。

元々、そんなに犬好きでなかった
お父さんが、ソニアに夢中になりました。

ソニアの事は、僕が・・・と、言って、
毎日2時間の散歩は、雪が降っても、
風が吹いても欠かしません。

ソニアは、お父さんと片時も離れず、
幸福な日々を送ります。

そんな、ふたりを不幸が襲います・・・。

お父さんが、ガンで倒れてしまったのです。

闘病中も、ソニアを気遣うお父さんのために、
家族は病室の窓から見える所まで、
ソニアを連れてゆきます。

窓越しに見つめ合うソニアとお父さん・・・。

しかし、数ヶ月後の夏・・・

とうとう、死がふたりを分かつ時が訪れたのです。

悲しみに暮れる家族とソニア。

ソニアは、日増しに痩せてゆきました。

そして、やがて、ソニアの黒くて美しい毛並みが、
純白になってしまったのです。

ソニアとお父さんの愛の奇跡の物語。


葬儀が済んでからも・・・3年間は、
お父さんの洋服を、踏む事さえなかったソニアが、
今では・・・お父さんの衣服に包まれると
安心して眠るそうです。

3年間も、奇跡を信じて、
お父さんの帰宅を待っていたのでしょうか・・・。
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| 晴れのち猫 |
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