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たまご -L’OEUF ガブリエル・バンサン著

tamago

ガブリエル・バンサン作・絵
BL出版刊


ある日、荒野の果てにポツンと現れた巨大なひとつの卵。

誰かが巨大な卵を見つけ、人が集まりはじめます。

やがて、巨大な卵の周囲には、
階段が取り付けられ、
大勢の人々が見物に訪れます。

巨卵の周りには、立派な街ができ、
都会らしく発展してゆきます。

もう、この巨卵は死んでしまったのかな・・・

と、思える程の永い時間が経過した後、
突如、卵から巨大な黒い雛がかえりますが・・・。

戦車に包囲され、
この世に生を受けたヒナは、
あっけなく、軍隊に射殺されてしまいました。

あわれに転がる巨鳥の骸・・・

しかし、巨鳥たちは、臆する事なく、
巨大な卵を産み続けます。

荒野に産み付けられた、無数の巨卵・・・

やがて、巨鳥は飛び去り、何もない平原には、
唯一、数個の巨卵のみが残されました。

その意味するところとは・・・

私達に、何を問いかけるのか?



字のない絵本 ですが、
メッセージ性の強い作品ですね。

「核」「自然保護」「環境破壊」・・・
問題の捉え方も、様々でしょう。

卵からかえったばかりの無垢なヒナが、
読者の方を振り向きますが、ヒナと目が合う瞬間、
自分を見透かされたようで、
なんともいえない心境になりました。

ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞
産経児童出版文化賞美術賞の作品です。
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皆様ご訪問ありがとう10000アクセス記念 猫まんが

皆様のおかげをもちまして、10000アクセスを迎えられました。
本当にありがとうございました。
夢みたいです。
これからも、「晴れのち猫」を宜しくお願いいたします。

うちの猫も、晴れの日なので「出たい」と申しますので、
ちょっと、お見苦しい・・・
ブサイクな猫ですが、見てやって下さい。

              だ・・・だるい
        kinenn1


                  花粉症かも・・・

                 誰か、マタタビを・・・


        kinenn2


          そんな、小芝居どこでおぼえたの?

                  ハイ、お薬

        kinenn3

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魔女のひみつ コリン・ホーキンス

majonohimitu

コリン・ホーキンス作
岩田佳代子訳
金の星社 刊

物語ではなく、魔女らしさのHow To本みたいな内容です。

「魔女は、紅茶が好き」
「疲れた日は、ローズマリーを、お風呂に入れる」
「犬に噛まれたら、その犬の毛を抜いて、
油で揚げ、ローズマリーの小枝と一緒に傷口に貼ります」

・・・・。

笑いながら読める程、面白い内容ではありませんが、
目が点になる様な事が、いくつか、書かれております。

イラストは、コミカルでした。

何かの、待ち時間に読むのなら、
いいかも知れませんね。
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輝ける鼻のどんぐ エドワード・リア

kagayakeruhananodonngu

エドワード・リア 著
エドワード・ゴーリー  イラスト
柴田 元幸  訳
河出書房新社 刊

「ジャンブリーズ」の続編です。

「ジャンブリーズの民」の中の、
とある、ひとりの娘「じゃんぶりーがーる」が、
束の間、滞在した陸地で出会った、
孤独な青年の哀しい恋物語。

ドングは、不幸にも、偶然、出合った
ジャンブリーズの娘に、ひとめ惚れしてしまいます・・・

「ジャンブリーズの民」 は、一箇所に定住する事などないのに・・・

ジャンブリーズの民と一緒に、
歌い踊るドングは、幸福そのものでした。

ふたりきりのシーンは、1枚も、描かれておりません・・・

何の約束もないまま・・・
憧れの「じゃんぶりーがーる」が、
海の彼方へ去った後、ひとりぼっちのドングは、
次第に、心を病んでゆきます。

夜毎、森や荒野を彷徨うドング。

樹の皮を剥いで、編み、奇怪な形の鼻を作ります。

その作り物の鼻の中に、
ランプを収めて、自分の顔に装着し、
夜な夜な、野山を徘徊します。

その異形の姿に、人々は、恐れ慄きました。

ひとりぼっちのドングは、
今日も、じゃんぶりーがーるを捜して歩くのです。


著者自身は、整った容貌の方なのですが、
鼻にコンプレックスを持っておられたそうです。

ジャンブリーズを、読んだ後でしたので理解できましたが、
前作のジャンブリーズ自体が、
ちょっと、ありえない物語でしたので、
続編が、あった事にも、驚きました。

読みはじめると、途中でやめられない内容ですが、
孤独で哀しい物語です。

鼻に特技を持った人の・・・わらしべ長者的な、
ストーリーを連想しておりましたので、ショックでした。

日本だと、必ず最後は、
長者の娘か、お姫様と結婚して、
幸せに暮らすお話なので、以外でしたね。

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