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クリスマスのちいさなおくりもの アリスン・アントリー

kurisumasunotiisanaokurimono


アリスン・アントリー著
福音館書店刊

クリスマスの小さな贈り物とは・・・

サンタが、

鼠が脱いだモヘアの靴下に入れたダイアモンドだったのですが、

それはラストのお楽しみに。


サンタが家に入って来た瞬間、

鼠の群れに嫌悪感を示すのが伏線になっているので、

意外性があります。


入院中のお母さんに代わって、

猫のおかみさんと、家の中の様子を知り尽くしているネズミ達の手で、

クリスマスの飾りつけが行われ、

オーブンに焼き菓子が焼かれ、

暖炉の火さえ消えた、沈みきった家の中は一変します。


ついにサンタクロースまで現れて・・・


火の消えた暖炉の前で毎晩眠る猫のおかみさんへのプレゼントは、

豪華な紅いフチ飾りの付いたネックウォーマー。

・・・・これ綺麗でしたが、

猫、よろこんだでしょうか・・・

深夜に、森へ飾りつけ用の木の枝を取りに行って

猫がんばったんですが・・・



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クリスマスのきせき 高畠那生

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高畠那生著

雪ダルマとペンギンが、いっぱいの陽気な物語。

ラストに奇跡が待っています。
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ごろごろにゃーん

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ロケットはゴロゴロと飛んでいきます。

乗客は、全員、猫。


繰り返されるフレーズは、「ごろごろ にゃーん」だけです。
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黒ねこのおきゃくさま ルース・エインズワース

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ルース・エインズワース著
福音館書店刊

冬の嵐の土曜の晩、

森のはずれに住むひとり暮らしのおじいさんの家を、

一匹の黒猫が訪れました。


おじいさんにとって土曜は大切な日でした。

肉とパン、ミルクもちょっぴり飲む特別な夜だったのです。


やせ細り、びしょぬれになってふるえている黒猫を

哀れに思ったおじいさんは、

黒猫に、うながされるままに、

わずかばかりのミルクとパンを全て与え、

さらにはとっておきの羊の肉までやってしまいます。


わずかに残った薪も暖炉にくべて、

黒猫を乾かしてあげるのでした。


翌朝、突然、人語でしゃべり出した黒猫は、

こう言い残すと、森へと姿を消しました。


「おじいさん、どうしてわたしをおいだしてしまわなかったのですか」と・・・



そして、奇跡は起こったのでした……。


その後、おじいさんの羊肉・パンは、

食べてもなくなることはなく、

ミルクは、永遠にミルク壷を満たし、

薪は、どんなにくべても、つきることはありませんでした。



『こすずめのぼうけん』などの作品で知られるエインズワースが、

BBCラジオ放送の子ども向け番組のために書いた物語です。


全ページカラーの絵は美しいです。



私が生まれる以前から、家に平凡な黒猫がいたので、

黒猫の毛色に特別な意味があると思った事は、ありませんが、

キッチンンの戸棚にツメを立てる、びしょぬれの黒猫の姿は、

なんとも恐ろしげに描かれています。

グリムス:ゴミ分別



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急行「北極号」 クリス・ヴァン・オールズバーグ

kyuukouhottkyokugou

クリス・ヴァン・オールズバーグ 著
Chris Van Allsburg 原著
村上 春樹 翻訳
あすなろ書房刊


クリスマスイブの夜、

眠らずにサンタクロースを待っていたひとりの少年の家の前に、

世界中の子供たちを載せた北極行きの急行電車「北極号」が停車します。


終点の「北極点」はサンタクロースやトナカイがいる、幻想的な世界でした。

(ここでの北極点は、繁栄する大都市として描かれていてライラの冒険とは対照的です)


サンタのソリをひいているトナカイの首輪の鈴を、

サンタクロース自ら外してクリスマスプレゼントとして手渡しされます。

トナカイの鈴の音が彼の心に響きます。


最後は、夢オチなのですが・・・設定がいいので余韻は楽しめます。


彫刻家でもあるオールズバーグは、

本書『The Polar Express』(邦題『急行「北極号」』)で

1986年のコルデコット賞を受賞『The Polar Express』しました。

村上春樹翻訳の絵本は初めてでした。
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