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モンテロッソのピンクの壁 江國香織

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『モンテロッソへ、行かなくちゃ』

楽天的性格の金茶色の目をした猫ハスカップが、

いつも夢に見るのは、素敵なピンク色の壁・・・

江國香織 作
荒井良二 絵
ほるぷ出版刊



荒井良二氏の美しい絵で見る江國ワールド。


『モンテロッソへ、行かなくちゃ』

楽天的性格の金茶色の目をした猫ハスカップが、

いつも夢に見るのは、素敵なピンク色の壁。


月に一度は、美容院でおめかしする

優雅な暮らしを捨て・・・


可愛がってくれた老婦人の足をひと舐めして、別れを告げると

モンテロッソにあるピンクの壁を目指し

ハスカップ(飼い猫)は、たったひとりで旅立ちます。


長い旅の果てに、たどり着いたモンテロッソで、

ハスカップの目に映ったピンクの壁は、どんなだったのか・・・

美しかったのか・・・

安らぎだったのか・・・


エンディングでハスカップは、ピンクの壁の一部になってしまう訳ですが、

(=^・^=)の胸に去来する物は、何だったのでしょう。



まさか、モンテロッソへ旅するのが猫だとは・・・。

些細な所に意外性がいっぱいで楽しめますよ。

確かに、ひたすら、ひたむきに歩く猫の姿は、

何処かへ旅をしている様に思えなくもないし・・・。


ハスカップのように気球や船に乗ったりはしないまでも、

偶然、ドアが開きっ放しだったワゴン車に

乗り込んでしまって、知らない土地に

運ばれてしまった猫も、実際、現実に居るのかもしれない。


ひたむきに歩く猫の姿は、

想像力をかき立てられるものだ。


旅の途中でも、出逢う人々を癒し続ける

お行儀の良いハスカップの姿は、微笑ましく健気である。


飼い猫も、テレビを観る。


時折、動物が写っている訳でもないのに、

テレビの風景に、やけに、真剣に見入っている。


いつか、何処かで見た様な気がするのだろうか?


もしかしたら、うちの猫も、

自分にとっての『モンテロッソのピンクの壁』を

捜しているのかも知れない。


ハスカップの屈託のない性格に魅かれました。
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かようびのよる ディヴィット・ウィーズナー

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コールデコット賞を3度受賞したディヴィット・ウィーズナー作画
徳間書店刊

イラストだけで描かれています。



曜日の夜8時頃、

カエルの乗った蓮の葉が無数に宙に浮かび、

町へ向かって飛び始めます。


空をいっぱいに埋め尽くす、

葉っぱに乗ったカエル達。


家の脇を抜け、干したままの洗濯物に引っかかり、

あちこち飛び回ります。


テレビをつけたまま眠ってしまったおばあさんの家では

カエル達がテレビを見ています。


夜明けとともにカエル達は地に落ち、

もといた沼に向かってはねて帰ります。


朝になって、町では警察が現場検証を開始。

でも一体何がどうなったのかさっぱりわからない様子。


そして次の火曜日の夜7時58分、

豚が空を飛んでいます。


コールデコット賞を3度受賞した米国人イラストレーター、

デイヴィッド・ウィーズナーの、

マザーグースの童謡・お伽話の世界など、

四次元の世界を旅しているような

立体的なイラストが楽しめます。


作者は、1992年『かようびのよる』(徳間書店)、

2002年『3びきのぶたたち』(BL出版)、

2007年『漂流物』(BL出版)で、

コールデコット賞を3度受賞しています。
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ねむいねむいちいさなライオン マーガレット・ワイズ

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マーガレット・ワイズ著
ふしみ みさを訳
イーラ 撮影
徳間書店刊

仔ライオンの写真集に物語をつけたものですが、

写真が素敵です。


あるひ、ちいさなライオンは、ぼうけんをしたくなりました。

「まだちいさくて、どこでもすぐにねむたくなってしまうでしょ」

と、おかあさんライオンはとめましたが、


ライオンのこは、がんばって、

ひろいせかいにでていきました。


さいしょにあったのは、いぬ。


おひさまのにおいがして、

すぐにだいすきになったのですが、

ライオンのこは、やっぱりなんだかねむくなってきて…。


すぐにねむたくなってしまうライオンのこ。


動物写真家の先駆けイーラと、

数々の絵本を世に送りだしたマーガレット・ワイズ・ブラウンによる

おやすみなさいの絵本です。
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