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マリアプロジェクト

mariapurojekuto


楡 周平著
角川書店刊

妊娠22週目の胎児の卵巣には、700万個の卵子が存在する。
この卵子は、成長とともに減少し、思春期で200万個になり
実際に排卵されるのは、400万個足らずである・・・

飛鳥物産マニラ支店に勤める瀬島 孝輔は、かつて、
別れを余儀なくされた恋人、大道寺 諒子との間の
女児(6ヶ月で死産の 胎児)から、無断で、摘出された
卵子が凍結保存されていることを知り愕然とする。


瀬島は、長男の心臓移植手術のためにフィリピンを訪れた
諒子と、偶然、マニラで再会するが・・・。


“朝倉 恭介シリーズ”の楡 周平の、冒険サスペンス。

フィリピンのトンド(スラム街)で多発する、幼児・若者の行方
不明事件が、瀬島と諒子の関係に、絶妙に絡んでいきます。

おもしろくなるのは、瀬島の片腕であるマリオの弟が、
消息を絶ってからですね。

愛娘の失踪に疑問を持つオランドが、トンドの有力者で
あった事も幸いし、事態はクライマックスに。          

以降の展開は、目が離せず、一気に読めます。

突入メンバーの多さから、犠牲が出るとは思いましたが、
まさか、こんな結末になるなんて・・・。

第9章は、アヴェリーノとヴェナスの存在なしには語れません。

瀬島の恋人の鳥河 麻里も、事件の突破口を作った割りには、
影が薄い様に感じました。 
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