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古代メソポタミアの物語  ルガルバンダ王子の冒険

rugabannda
 
キャシー・ヘンダソン 再話
ジェイン・レイ 絵
百々 佑利子 訳


イラクに眠る、世界最古(5000年前)の物語。

エンメルカル王の軍隊に随行した、
末っ子のルガルバンダ王子は、
進軍中に、深い山の中で、原因不明の発熱に襲われます。

7人の兄達は洞窟で、
ルガルバンダを介抱しましたが、
いっこうに病状は回復しませんでした。

もう、これ以上、進軍を遅らせる事はできません・・・。

困り果てた兄達は、
昏睡状態のルガルバンダのかたわらに、
小麦粉・木の実・干した果実・斧・剣を残して、
祈るような気持ちで、戦地へと旅立って行きました。

数日後、意識を回復したルガルバンダは、
兄が残してくれた小麦粉で、パンを焼き、
野宿をしながら、兄達の後を追いますが・・・。

すでに、一行が出発してから、2~3日が経過ており、
もはや、兄に追いつく事は不可能かと思われた時、
神秘の力を持つ巨鳥として崇められるアンズー鳥が、現れました。

ルガルバンダは、アンズー鳥の巣に忍び込み、
巨鳥のヒナに貢物を差し出します。

巣を、持っていた食料で飾り立てました。

アンズー鳥は感動し、ルガルバンダの望みを、
何でも、ひとつだけ叶えると約束します。

王子は、どれだけ歩いても疲れない足を希望し、
その望みは叶えられました。

アンズー鳥は、大空から兄の軍が、どのあたりにいるのかを、
ルガルバンダに教えてくれました。

こうして無事、兄達に追いつく事ができたのです。

兄弟は、再会を喜びましたが、
戦争は難攻を極めました。

父王は、女神イナンナにお伺いをたてるために、
単身、故国に戻る若者を募りました。

末っ子のルガルバンダが、名乗り出ましたが、
兄達は誰も、ひとりで故国に戻る事を、
許してはくれませんでした。

しかし、王命により、ひとり故国に赴いたルガルバンダは、
女神のご託宣を持って、無事に、前線へと舞い戻ります。

攻撃ではなく寛容をもって、敵国を凋落した王は、
城壁の中に温かく向かい入れられ、和平が結ばれました。

ルガルバンダはやがて王位につき、
ギルガメッシュ王の祖先になったと言う物語です。


美しいイラストに魅了されました。

ページをめくる度に、新鮮な感動に浸れますね。
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