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輝ける鼻のどんぐ エドワード・リア

kagayakeruhananodonngu

エドワード・リア 著
エドワード・ゴーリー  イラスト
柴田 元幸  訳
河出書房新社 刊

「ジャンブリーズ」の続編です。

「ジャンブリーズの民」の中の、
とある、ひとりの娘「じゃんぶりーがーる」が、
束の間、滞在した陸地で出会った、
孤独な青年の哀しい恋物語。

ドングは、不幸にも、偶然、出合った
ジャンブリーズの娘に、ひとめ惚れしてしまいます・・・

「ジャンブリーズの民」 は、一箇所に定住する事などないのに・・・

ジャンブリーズの民と一緒に、
歌い踊るドングは、幸福そのものでした。

ふたりきりのシーンは、1枚も、描かれておりません・・・

何の約束もないまま・・・
憧れの「じゃんぶりーがーる」が、
海の彼方へ去った後、ひとりぼっちのドングは、
次第に、心を病んでゆきます。

夜毎、森や荒野を彷徨うドング。

樹の皮を剥いで、編み、奇怪な形の鼻を作ります。

その作り物の鼻の中に、
ランプを収めて、自分の顔に装着し、
夜な夜な、野山を徘徊します。

その異形の姿に、人々は、恐れ慄きました。

ひとりぼっちのドングは、
今日も、じゃんぶりーがーるを捜して歩くのです。


著者自身は、整った容貌の方なのですが、
鼻にコンプレックスを持っておられたそうです。

ジャンブリーズを、読んだ後でしたので理解できましたが、
前作のジャンブリーズ自体が、
ちょっと、ありえない物語でしたので、
続編が、あった事にも、驚きました。

読みはじめると、途中でやめられない内容ですが、
孤独で哀しい物語です。

鼻に特技を持った人の・・・わらしべ長者的な、
ストーリーを連想しておりましたので、ショックでした。

日本だと、必ず最後は、
長者の娘か、お姫様と結婚して、
幸せに暮らすお話なので、以外でしたね。

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