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睡蓮が散る時

suirenngatirutoki60-86

スザンナ・ジョーンズ著
阿尾正子訳
早川書房刊



小さな画材店を営むラルフは、
再婚相手(東洋人)を探すため東京に来ていた。
彼の妻アップル(タイ人)は、出て行ってしまったから・・・。
インターネットで知り合った、
中国人女性に会うため、フェリーに乗るラルフ。

私立高校の英語教諭 和田留奈は、
同僚の体育教諭 川崎と交際中に
バーで、池田純(16)と知り合う。
川崎のプロポーズを断わった留奈のもとに
ある日、「殺してやる」と書かれた脅迫状が届く。
しかも、純と一緒に、ラブホテルから出た所の
写真が同封されていた。
スキャンダルになる前に、姉のパスポートで、
上海へ出国しようと、フェリーに乗船する留奈だったが・・・。



「アースクエイク・バード」で、2001年の
英国推理作家協会最優秀新人賞受賞。

著者は、1988年に来日し名古屋の高校で
英語教師として1年間勤務。

1994年に再来日し、千葉で中・高校で、
2年間勤務。

3度目の来日で、東京のNHKラジオでも
2年間勤務。

「児玉 清氏絶賛」の一言で、即、購入。

推理小説だと、思い込んで読み始めましたが、
事件性のないまま、物語は、進行していきます。

一気に読めました。
読みやすく、没頭できる本です。

ただ、前作を読まれた方には、少し物足りないかも・・・。

独特の世界があり、日常のどんな様子も
小説になるものだと、思いました。

高校生の頃、たった半年間だけ親友だった、
音信不通の、平(ピン)を頼って、
上海へ渡る、留奈の無謀さ。

一方で、留奈は、
『自分のパスポートを残しておけば、
出国したとは思われない』
と言う、抜け目のなさも持っています。

かたや、ラルフの、初対面の人(女性)の
煙草の煙だけで、激昂する性格・・・。

別れた妻(アップル)の安否が気になりました。

屋根の修理を、頑なに拒むラルフには、
屋根裏部屋を、誰にも見られたくない理由が
ありそうで、コワイ

一方で、サムは、本当に川崎の友人なのでしょうか・・・。

読み終えてからも、もう一度、はじめから
読みなおすと・・・うなずける場面があります。

それでも、なお、疑問が残るのが、
この本の魅力でしょうか。

日本でしか販売されていないという
「コーンと海苔味のチップス」を、
私も捜しましたが、何処にも売ってませんでした。

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