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義経 宮尾登美子

yositune

宮尾登美子著
日本放送出版協会刊



源氏と平氏と朝廷の確執に煽られて、兄の不興をかい、

衣川で妻・娘(4)と共に自害するまでの、

31年間の源義経の生涯を描く。


源平、両方の棟梁に愛された、

常盤御前の生涯についても、描かれております。


平清盛についても、

従来とは異なる描き方で、興味深いです。

NHKで見た歌舞伎の常盤御前は、

哀しみに満ちていましたが、

読後は印象が変わりました。


義経・頼朝を取り巻く側近達の、

思惑・性格が描写されていて、

細かいエピソードが多く、

世間話を聞くような感覚で読めます。


義経、在京の折には28人の愛妾を持ち、

西国へ落ち延びる時にさえ、

船が難破する時までは、

12人が同行していたそうです。

吉野で入山するまでは、

静御前も一緒だったのですが、

静御前の印象も悲劇のヒロインから、

一転しました。


壇の浦で、尼君時子と共に入水したのは

実は・・・身代わりの守貞親王で、

入替わった安徳天皇は、

上西門院の猶子として成長し、

太上天皇として再び即位した後、

46歳まで生きたという・・・説があり、これは初耳でした。



17歳で結婚し、満州で敗戦を経験された著者の、

戦に対する想いが伝わってきます。
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