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東電OL症候群 佐野眞一

toudenn

佐野眞一著
新潮社刊


本書を読んだのは、2008年春。



著者は、猫好きとしても知られ、

愛猫によせるエッセイを新聞で読み、

その想像力の凄さに感心しました。



昼は一流企業のキャリアウーマン、

夜は渋谷・円山町の売春婦という2つの世界を生きた女性が

何者かに絞殺されたのは1997年の3月だった。


この事件の一審判決までを描き、

大きな反響を呼んだのが『東電OL殺人事件』で、

本書はその後を受けたものである。


一審で無罪となったネパール人被告は

検察の要請により再勾留、

控訴審では逆転有罪判決を宣告されてしまう。


だが、無罪を信じる著者は、

ひるまず事件の行方を追い続ける。


再勾留決定にかかわった裁判官が

少女買春で逮捕されるなど、

一般には知られていない因果関係を明らかにし、

司法の堕落を追及していくのだ。


だが、執拗なまでの取材なら、

前作でも十分行われていた。


本書が単なる続編にとどまっていないのは、

事件を読み解く新しい視点が用意されているからである。


前作発表後、特に女性読者から

尋常ならざる反響が寄せられた。


その多くは、敬慕する父を失い、

エリートへの道を閉ざされて

堕落へひた走った被害者への同情と共感だった。


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