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てん ピーター レイノルズ

tenn

ピーター レイノルズ 作
谷川 俊太郎 訳


ワシテは、お絵かきなんて大嫌い!

白紙の画用紙を見た先生が、

「まぁ、吹雪の中のホッキョクグマね」って。


「よしてよ」

ワシテは、描けないだけ・・・なんですね。


先生は、白紙の画用紙に、自分の印をつけるように、

ワシテに勧めました。


画用紙の、真ん中にマーカーで黒い「点」をつけて渡すと、

先生は、名前を書いて・・・って。


絵は、描けないけど、名前なら書けるんだ・・・って、

ワシテは、「点」の描かれた自分の画用紙に、

名前を記入して提出しました。



すると、数日後。

絵の授業の時、先生の机の上には、

ワシテの描いた、

あの「点」が金色の額縁に入って

堂々と飾られてるではありませんか・・・


その絵を、まじまじと見つめたワシテは、

翌日から美術室にこもり、

様々な「点」を描き続けました。

開けた事もない、絵の具のパレットを開け、ワシテは大作を描きました。


やがて、ワシテの「点」の展覧会が学校で開かれ、

大好評を、はくしたのです。


幼い少年から、

「お姉ちゃんは、すごい絵描きだね」と褒められたワシテは、

その少年にも、絵を描く事をすすめたのですが、

彼は「定規を使っても、真っ直ぐ線が引けないんだ・・・」

と言いました。


ワシテは、少年に、画用紙に線を描いてもらうと、

「お願いだから、ここに、名前を書いて」

と、頼んだのでした。



巻末には、著者の

恩師に捧ぐという、言葉が書かれておりました。
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