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三億円事件

saoookuenn6085

一橋文哉著       
新潮社
               


一気に読めますが、一行一行が
証拠のかたまりなので、かみしめて読みました。

著者の一橋 文哉氏は、
いろんな事件について書かれた方。

他の作品も、読みたいです。
この本は、昨年、ドラマ化されました。

三億円事件の捜査費用・・・十億円。

本書の中で、白バイ警官に変装していた
といわれる、事件当時22~23歳だった
「ロク」が、三億円事件の1ヶ月後、行方不明に・・・。

その後、5年を経過して、「ロク」は、病気で死んだらしい・・・
との噂が、仲間の間で、まことしやかに、ささやかれます。

「ロク」は、三億円事件の1ヵ月後には、
生まれ故郷の、名古屋に戻っていました。

ガソリンスタンドや整備の仕事をこなし、
親類を遠ざけ、一人でひっそりと、
アパートを転々として暮らしていたのですが。

それから、10年後・・・訪れる者のなかった
「ロク」の墓に、身元不詳の男性の手で、
花が供えられる様になったという・・・。

「ジョー」は、いつも、デスクの上に、
若い日本人男性の写真と、
誰かの位牌を置いていたといいます。

そして、「ジョー」は、車は運転しても、
決してバイクに乗る事は、なかったという・・・。
「ジョー」の恋人(=姐御)が、
「ジョー」とドライブ中に紛失したぶどうの形の
水晶のイヤリングが、犯人の残していった
盗難車の中から、遺留品として発見されています。

はたして、三億円の隠し場所とは・・・?
このあたりが、とてもスリリング。

また当時は、横田基地のフェンスにさえ、
車が出入りできる様な、
大穴が開いていたなんて・・・絶句。

立川基地にも、バイクが出入りできる大きさの
穴があり、暴走族が深夜、
自由に出入りしていたとは、驚きです。
そして、事件当時、(府中にも)府中基地があった
とは、知りませんでした。

三億円事件5日後に自殺した、青年と
「先生」との接点は・・・。



楽しく読める本です。

著者は、強奪されたものと番号の一致した紙幣を
「ヨシダ」と名乗る人物から、見せられ、
事件にのめり込んでいったようです。

巻末には、アメリカでの「先生」との
対決インタビューも収められており、ドキドキします。

流通量が多いので、ブックオフの
100yenコーナーでも、入手可能ですね。
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