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マックマウスさん

mattkumaususann

レオ・レオニ作
谷川俊太郎訳


街ねずみのティモシーは、

毎日、鏡に写った自分の姿を見て素敵な街ねずみだとうっとりして暮らしていました。

ある日突然、山高帽をかぶった人間のような姿に変身してしまっていたのです。

驚いたティモシーは、もうこの家には居られないと、

嘆き哀しみ、家を飛び出しました。



街から遠く離れた田舎へと移り住んだティモシーは、

ある日、野ねずみの群れと出会います。


その様な形の、しっぽをしている生物はねずみしかいない・・・

そう言った1匹の野ねずみは、

ティモシーに「マックマウス」という名前を与え、

野ねずみの群れと一緒に山の上のお城で暮らすためには、

野ねずみテストに合格して、

野ねずみ免許証をもらわなくてはならない事を教えてくれました。


2番目のテストは、山盛りの「ちくちくベリー」を完食する事でした。

・・・ここの野ねずみは、チーズを食べないのです。

これも、ティモシーは、食べきれませんでした。


3番目は、木登りテスト。

途中まで順調に登っていたティモシーですが、

疲れが見え始めました。


もはや落第確実のティモシーでしたが、

黒猫の襲撃を受けて事態は急変します。


古い檻の中に逃げ込んだティモシーは、

仲間をかばいながら、子守歌で黒猫眠らせ群れを救います。


野ねずみ免許をもらったティモシーは、幸せに暮らしました。



山の上の野ねずみのお城のイラストを

見てみたかったのですが、ありませんでした。


トスカーナで育ちファシスト政権から逃れる為

アメリカへ亡命したレオ・レオニ氏の晩年の作品です。



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