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おかあさんとわるいきつねイチンノロブ・ガンバートル

okaasanntowaruikitune
イチンノロブ・ガンバートル 著
バーサンスレン・ボロルマー イラスト
つだのりこ 訳
福音館書店刊


モンゴルの北方のオルツには、

人間の赤ちゃんをねらう、キツネがいます。


お母さんは、赤ちゃんの顔に墨を塗ってウサギのふりをさせたり、

トナカイの毛皮の服を着せてトナカイのふりをさせたりして、

赤ちゃんを守ろうとしますが、

トナカイの乳搾りから帰宅すると、

やっぱり、ゲルの入り口や揺りカゴの回りには、

キツネの毛が落ちているのです。


でも、ある日、

とうとう、キツネは、揺りかごの中で眠る赤ちゃんをさらっていってしまいます。


「大トナカイよ、来ておくれ」

お母さんは、大トナカイに飛び乗って、キツネを追いかけます。


風と雪が、お母さんを襲います。

お母さんが叫んだ声が、山々にこだまして、

驚いたキツネはくわえていた赤ちゃんを放しました。


お母さんは、赤ちゃんの揺りカゴの上に、

なめした皮で作ったキツネのシルエットのモビールを飾りました。


お母さんが、トナカイの乳を搾るためにゲルを出るやいなや、

昨日のキツネがやって来ました。

「おや、もう別のキツネが来ている」

そう言うと、キツネは立ち去りました。


巻末に、帰宅したお父さんと微笑み会うお母さんの姿が描かれていて、

ほっと、心が和みます。


モンゴル人ご夫妻の作家と画家による雄大なお話です。



著者は、モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。

2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞。

大学時代の同級生でもある妻のボロルマーと共同で絵本を制作。

現在、文教大学の留学生として絵本の創作中。

埼玉県在住です。
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