スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

敬虔な幼子 エドワード・ゴーリー

keikennnaosanago7769

エドワード・ゴーリー著
柴田元幸訳
河出書房新社刊

さながら、聖書の様な本です。

ペン描きの挿絵が、ちょっと痛々しい感じがします。


ヘンリー・クランプという3歳の少年が、主人公です。

ヘンリーは、幼く、敬虔なクリスチャンでした。

まだ、何の『罪』も犯してはいないのに、
『罪』の重さにおののき、
日々、お祈りを捧げ、許しを願う日々を送ります。

ある日、カモメを見たヘンリーは妹に、

「僕が死んだら、あの鳥のように天に昇るんだよ」

両親の手伝いをしたいと言いますが、
3歳のヘンリーに、ハンマーは似合いませんよね。

おやつを我慢し、書物に神の名前が、
軽々しく扱われていると言って念入りに塗り潰す日々・・・。

時折は、懺悔の祈りも捧げました。

そしてある寒い冬の午後・・・こんな寒い日には、
幼児は遠出しないほうが無難ですが・・・。

ヘンリーは、ひとり暮らしの老婦人の家に、
自分のプディングを、
半分わけてあげようと、届けに行きました。

その帰り道、大粒の雹(ひょう)に
当たってしまい、風邪をひいたヘンリーは、
あっけなく翌日には死んでしまうのです。

ページをめくった時は、愕然としました。

ヘンリーはまだ、4歳になったばかりなのに・・・。

鳥の彫刻がついた白い墓のイラストが、
哀しみを誘います。
別窓 | エドワード・ゴーリー | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<ジャンブリーズ  エドワード・リア著 エドワード・ゴーリー絵 | 晴れのち猫 | 氷河ねずみの毛皮 宮沢賢治>>

この記事のコメント

∧top | under∨

コメントの投稿

 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| 晴れのち猫 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。