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世界で一番の贈りもの マイケル・モーパーゴ

sekaideitibannnookurimono7575

マイケル・モーパーゴ作
マイケル・フォアマン絵
佐藤見果夢訳



映画「戦場のメリークリスマス」の原作です。


第2次世界大戦の前線で自然発生した、

イギリス兵とドイツ兵の、

クリスマス休戦の物語です。


クリスマス休戦の間、

両国の兵士は、塹壕の中で、

お互いに自国の酒と、

とっておきの食料を持ち寄り、

一晩中、飲み明かしたのだそうです。


物語の主人公はクリスマスの日に、

たまたま骨董屋で、

念願のアンティ-クの机を入手します。


帰宅後、大喜びで、購入した古机の修理をしている時に、

偶然「開かずの引き出し」に気付きます。


その開かず引き出しの中には、

箱に入った古びた手紙が、隠されていました。


その古い手紙は・・・

第二次世界戦中に、戦地にいた若い兵士から

妻への・・・生存中に書かれた最期の手紙でした。


そこには、妻の字で

「私が死んだら、この手紙と一緒に埋葬して欲しい」

と、添え書きがありました。


古机は、よく見ると、焼け焦げた痕がありました。

戦禍の痕跡でしょうか。


心配になった主人公は、

手紙に書かれていた住所へと向かいます。


妻の家を捜すと・・・今は老婦人になっているでしょうが、


老婦人の家は、火事になり、引っ越していました。


引越し先を訪ね歩き、最後に主人公が向かった先は保養所でした。


老婦人は、痴呆の症状が進み、

個室に、おいででした。


結局、その若い兵士(=ご主人)は、

クリスマス停戦後の戦闘で、

戦死してしまわれていたのです・・・。


手紙を受け取った老婦人は、

「クリスマスには帰ると約束したとおり帰って来てくれたのね」

と・・・主人公の手を握りしめました。


彼女の目に映ったのは、

出征の日、別れたままの夫だったのでしょうか。


美しくも悲壮な物語です。

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