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白猫 エロール・ル・カイン

sironeko

エロール・ル・カイン著
中川千尋訳
ほるぷ出版刊



「イメージの魔術師」エロール・ル・カイン原作。

昔、ある国の王さまが、三人の王子に、言いました。

「この世で、一番賢い犬を連れて来た者を次の王にしよう」

3人の王子は、それぞれ、
別々の方角へ、犬を探しに出発しました。

1番上の王子は街へ、2番目の王子は遠くの国へ、
そして・・・末の王子は、魔法の森へ。

一番賢い犬は、魔法の森にいるに違いないと、
思ったので、その森の奥深くへと、
ひとりで向かったのです。

魔法の森の最深部には、果たして、
立派なお城が建っておりました。

お城は、大勢の侍女(猫)に、かしづかれて、
豪華なドレスを身にまとった、
純白の美女猫の居城だったのです。

王子は、美しい白猫の側で、
時間を忘れ楽しく過ごします。

やがて、約束の日がやって来ました。

困り果てた王子が、『白猫』に相談すると、
「金色の卵」を渡して、白猫は言いました。

『その時が来たら、この卵を割りなさい。
 あなたは、見るべき物を見るでしょう』

その言葉通り、王様の前で卵を割ると・・・

多彩な芸をこなす犬が現れ、
王様を喜ばせました。

ところが・・・
本当は、まだまだ、王位を譲りたくなかった王様は、
「一番美しい娘を連れて来た者に、王位を譲る」
と、言うのです・・・。

この時も、上のふたりの王子は、
フィアンセを連れて、城へ戻りましたが、
ふたりの王子の恋人は、
二人ともも同じ様に美しくて、
王様には、決められませんでした・・・。

一方、森に住む白猫の元に帰った、末の王子は、
やっぱり、約束の日が来るまで、何もしませんでした。

城へ戻る約束の日、
末の王子は、娘ではなく、白猫を連れて帰りました。
白猫と一緒にいると楽しくて、離れたくなかったのです。

猫でもいいと覚悟を決め、
兄達や、大臣・侍女に嘲笑されながらも、末の王子は、
きっぱりと、『白猫と結婚する』と宣言してしまいます。

すると・・・白猫にかかった魔法が解けて、
まばゆいほど美しい娘が現れました。

王様は、娘の美しさに驚嘆し、
末の王子に王位を譲りました。

ふたりは、いつまでも、幸せに暮らしました。



表紙にも描かれている、白猫のイラストが、
もう、ひとひねり欲しかったという気はします。

その分、魔法が解けた後の姿の美しさは、
まるで女神のようです。

太陽の化身のように、輝いて見えました。

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